共働き家庭がお金を貯める為に実践している5つのルール。

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我が家は共働きで基本的に家計管理を夫である私が管理しています。
毎月の生活費から二人のお小遣いまで事細かに管理調整しながら目標に向けて貯蓄を行っていますが、そんな我が家がお金を貯める為に実践している5つのルールがあるので纏めてみました。

1.二人の給料は給料日に一度合算してから各項目に分配する

共働き夫婦によっては、毎月一定額を生活費としてお互い家に入れて残りは自分の小遣いや各々の口座で貯金するといった家庭があります。
このパターンの家庭は付き合いの長いカップルが結婚した場合や、夫婦間で収入格差があまりない場合等の夫婦に多い傾向が私の周りではあります。

しかし、そのような家庭はお互いの貯蓄額が把握出来ていなかったり、共有の貯金が貯まりにくい傾向がある為、不測の事態や自動車購入等纏まった金額が必要な時お互いの口座から捻出する必要があります。ただ、その時日頃から自分の口座に自分のお金を貯めているという意識が強くなってしまっている為、出し渋りが生じてしまう等、夫婦協同でお金を貯めているという意識が乏しい家庭になってしまう恐れがあります。

我が家では、毎月給料日に給料全てを一度おろして夫婦二人でそれぞれの項目に振り分けるのを話し合いながら確認します。
これにより、現在の家計収支がお互い把握できると同時に、現在の家庭資産や年間目標貯蓄額にあとどれ位で到達できるかなどリアルなお金の数字を共有することができ、余計な支出を減らしたり纏まった金額の買い物や旅行をする際に無理のない範囲で実行することができます。

2.口座は多くても良いが、お金の流れはルーチン化し透明性を上げる。

給与振込が会社指定だったりすると、使い勝手の悪い地銀の口座開設をしなくてはならなかったり、金利の良い口座を開設したり、振込手数料無料の口座を開設したりと複数の口座を持っているご家庭は多いと思います。
各言う我が家も、私の独身時代に開設した口座を含めると15を超える数の口座を保持しています。

しかし、現在使用しているのは、
夫婦各々の給与振込口座→引き出しのみ
⇒夫SBI銀行→流動的・目的別貯金用口座
⇒妻SBI銀行→使わない貯金用口座
⇒妻SBI証券→妻SBIからの流入にて投信購入用口座
(ゆうちょ銀行→児童手当入金用口座触らず)
といった一連のキャッシュの流れを構築しています。

以前は上記口座の他に、旅行用口座や○○用口座等3つ程度多く口座を管理していたのですが、管理の煩雑さから我が家の資産状況把握しきれず資産と支出のバランスが崩れそうになった経緯があります。

このスタイルに変更してからはそういったこともなく、直ぐに我が家の総資産をチェック出来るようになりました。

3.貯金は余った分をするのではなく先取り貯金でする。

これは貯金出来る体質の常識的な話だと思いますが、意外とやっていない人もいるそうです。
目標額はそれぞれの持論や家庭体質にもよりますが、我が家は(育休中+0歳児家庭で)30%超えを目標にしています。DINKSであればやはり30%超え、子供の成長に合わせ25%〜20%程度までダウンサイジングしていくのもシュミレーションしています。
これらの目標%を毎月給料日に夫婦それぞれのSBI銀行に先取り貯金しています。
どうしても赤字になってしまった場合は『流動性口座』より引き出し、その際も何故引き出したのかを記録しておく事で赤字の理由を明確化できます。

4.ボーナスを充てにした負債を抱えない。

巷では『ボーナス一括払い金利手数料なし』等の甘言が出回っていますが、(住宅ローン等を除き)出来るだけボーナス払いの負債は作らないほうが良いと思います。我が家も一昨年自動車を購入した際に、ボーナス払い分を組み込んだのですが、その年は貯蓄のペースが鈍化した事を記録しています。
ボーナスは貯金額を伸ばすチャンスです。毎月の固定給からの貯金額はいくら頑張っても余程の高給取りを除きそれ程多くの金額を割り当てることは難しいと思います。そこでボーナスは一気に年間目標貯金額に到達するチャンスタイムですので、出来るだけボーナスを消費で削るのは控えたほうが良いでしょう。

5.半年に1回、出来れば3ヶ月に1回は夫婦で家庭の資産状況について話し合う。

私の周りの男友達は自分の小遣いには興味がありますが、自宅の資産については妻に任せきりで全く知らないという人が殆どです。
そのせいかお小遣いがなくなると、妻にお小遣いを請求したり、臨時収入を懐に仕舞ったりと、家のお金に対し関心が薄いように感じます。

(当たり前ですが)お金は天から降ってくるものではありません。毎月決められた収入からそれぞれの振り分けがなされ支出となります。子供の教育費や住宅・自動車等高額商品の購入に関して根拠のない『いけるんじゃない!?』というポジティブシンキング家庭では後の崩壊リスクが高くなってしまいます。
実際、近隣の新興住宅地では、住宅ローンを払えず数年で住宅を手放してしまう家庭も沢山あります。
私のブログでも将来の教育費について実体験を交えたアドバイスを聴き参考にさせて頂いておりますが、教育費は子供の将来希望するものによってどう転ぶか判らない不透明なものだと思いますので、万一に備え継続し貯蓄をしなくてはなりません。

そして、継続した貯蓄体制を構築する為にも、夫婦で定期的に資産について話し合い現状の把握をすると同時に、バランスシートを作るなどして将来必要となるであろう金額を共有しておくことが重要であると思われます。

以上、実際に自分が実践している5つの事について纏めてみましたが、他のご家庭で実践しているルールなどがございましたら是非ご参考にお聞かせ下さい。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By ジン

    ボバさん
    とても参考になる記事です。
    私も夫婦共働きの場合、お互いが生活費拠出・残りは小遣い型より、ボバさんの家計のような流れのほうがいいと思っています。
    お金の流れを単純化することは大事ですね。
    私も口座が多いので把握するのに苦労した経験がありますが、単純化することでストレスをなくしました。
    家計管理は様々ですね(^O^)v

  2. By ボバ

    ジンさん。
    ご参考にして頂きありがとうございます。
    ついつい長文になってしまいました。
    あくまで我が家流のルールなので一般的かは分かりませんが、一辺倒りの事しか書いていないライフハック系記事よりは身になってもらえるよう書いてみました(^_^)/
    お金の流れが濁っていると、把握しきれず支出がムダに増えてしまうこともあるので私も注意しています。
    ただ、気が付いたら増殖してしまう口座開設癖を治さなくてはと思ってもいます(笑)

  3. By モコ

    ボバ様
    ほほう~すばらしい。
    これを読んで、多くの方が参考になったのではないでしょうか?
    そうなんですか15以上の口座とは・・・・それは管理が難しいですね。
    モコ家は究極のシンプルさですよ、
    口座は主人と私が各一つずつ、カードは各人2枚。
    (注:ペイオフを心配する方は、真似せず口座分散して下さい)
    多口座でも簡単に把握&管理できる便利アプリがありますけど、
    ツールを利用しないと把握できないほうが問題なような気がしますね。
    ウチのルールというと・・
    秋に来年の予算編成をし、貯蓄額を決定したら先取り貯蓄(天引きや積み立て)だけで達成できるように設定しています。
    後はこずかい制について。飲食代など消費してしまう分は自由で良いのですが、
    衣料や趣味などの商品は、一応お互いに「買います」宣言してから購入しています。
    まあ、反対した事もされたこともありませんが、こずかいの範囲内でも好き勝手に買うことが無いようにはしていますね。

  4. By ボバ

    モコさん。
    自分の日頃やっていることを整理する意味でアウトプットしてみましたが、ご参考になれば嬉しいですね^^
    私も、口座管理ツール使おうと思いながらも手が伸びずアナログで管理することに喜びを感じてしまっています(笑)
    秋に翌年の予算立てをされているとは迅速ですね!
    私もそれくらい時間的に余裕を持った予算構成をしてみたいです。
    また、小遣いの範囲内でも好き勝手に使用しない考え方はとても参考になります。
    私は、家計管理は(一応)きっちりやっているつもりですが、自身の小遣いは使途不明金ばかりで直ぐに浪費に走ってしまい反省を繰り返しています(・_・;)
    モコさんご夫婦のように、ある程度お互い干渉しあう事が自制にも繋がりムダな浪費を避けられそうな気がします。
    自分も頑張って自制の気持ちを持ちたいものです。。。

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