カタテマゴト

マイナス金利って個人には関係ないと思っていたけど、意外と関係あることに気づいた件。

time 2016/02/06

building-839787_1920
2016年1月29日に、日銀黒田総裁がマイナス金利導入に言及したことにより、市場は乱高下の騒ぎになったのは記憶に新しいところです。

私もへそくりの範囲で持っている投資信託とFXが大きく揺れ動き若干動揺していましたが、メインの家計管理についてはあまり影響も無いだろうと高をくくっていました。

しかし、マイナス金利導入が16日と迫る中、各銀行などが次々とプレスリリースしている内容を見ていると、個人の家計にも色々と影響が出るのではないかと思い始め、記事に纏めることにしました。

sponsored link

マイナス金利の仕組み

先ず、簡単にマイナス金利の仕組みについて説明すると、
今回のマイナス金利とは、日銀と、日銀にお金を預けている金融機関との間で発生する金利が”マイナス”になるという仕組みです。

金融機関は日銀にお金を預けることで年利0.1%の金利を受け取っていましたが、このマイナス金利により、預けた金額から年利0.1%マイナス、言い換えれば0.1%の手数料を支払う形になってしまいました。

預ければ預けるほど試算が目減りしてしまうのであれば、金融機関は日銀からお金を引き出します。しかし、金融機関はお金を使ってお金を稼ぐのが仕事ですから、手元に引き出したお金をどうにかして運用しお金を増やさなくてはなりません。
そこで、個人や企業などに貸付を行い、その利息でお金を稼ごうとします。

その結果、市場にお金が出回ることで経済の活性化を図っていくというのがセオリーとなっていますが、実はマイナス金利発表から1週間が過ぎた先日時点では、日本の経済を測る指標の一つ日経平均株価は終値16,819.59円と29日発表時の安値16,767.09円と変わらない数字となっています。

一概に短期的には計れないものではあると思いますが、少なくとも短期市場ではあまり効果が薄いと判断された様子のようです。

そこでこのマイナス金利によって各金融機関はどのような手を打ってきたのでしょうか。そしてそれにより個人の家庭にメリット・デメリット両方の影響が発生しました。

家庭へのメリット

最初に上げられるのは『お金を借りやすくなった』という点でしょう。
上記したように、銀行など金融機関は日銀に預けても利子をもらえないため、誰かにお金を貸して利息を貰おうと動きます。
とにかくお金を貸したいので、こぞって金利を下げて「借りて下さい」アピールをしていきます。

実際に個人ローンの代表格「住宅ローン」は、例えばネット銀行最大手 icon-external-link住信SBIネット銀行も2月1日のプレスリリースで住宅ローン変動金利引き下げ幅を拡大すると発表しました。
その他の金融機関もいくつか「金利下げました」発表を行っています。

こうなってくると、早速住宅購入を考え始めたり、目的別ローンなどを用いて自動車や大きな買い物をするなど消費行動に走る消費者が増えてきます。
その行動こそが日銀の狙い通りで経済の活性化に繋がりますし、消費者も安い金利でモノを買うことが出来るようになってきます。

住宅購入をこれから考えていた家庭には、このマイナス金利は大きな恩恵になるかもしれません。

他には、マイナス金利になるということは、他国から見て、日本円を保持すると(金利分)マイナスになるという作用から日本円を売る行動に繋がり、円安へと向かいます。

日本は輸出産業で潤う部分が多いので、円安に向かえば輸出産業を中心に景気が良くなります。
また、昨年話題になった「爆買い」に代表されるように、外国人観光客が増加し日本国内でモノが沢山売れるようになります。
観光大国を目指している日本にとっては外国マネーの流入はありがたい話ですので、こういったプラスの面も作用し好景気に向かうと思われます。

しかし、為替レートだけで言えば、マイナス金利発表時一時的に1ドル120円くらいまで円安に向かいましたが、2月5日時点では1ドル116円台と、日経平均株価と同じく発表前の水準に戻っています。

これも長期的にみれば未だ分かりませんが、即効性は今のところ見られていません。

家庭へのデメリット

では、家庭へのデメリットについては何があるでしょうか。

先ず思い浮かぶのは『金利が下がる=預金金利が下がる』ということです。

確かに、今回のマイナス金利は日銀と金融機関にのみ適用されるものです。
しかし、日本の銀行の代表である日銀が金利を下げたわけですから、各金融機関も右ならえで金利を下げてきます。

メリットに上げたように、ローン金利を下げた為、利息収入が減るわけですからその分の金利が下がるのは当然です。

実際にメガバンク3社は2月8日から定期預金預入金利を最大0.015%引き下げました。
他にもネット銀行各社が普通預金や定期預金の金利を下げたりするなど、かなりの金融機関が金利引下げを発表しています。

2016年の我が家の目標金利は1%と掲げましたが、この市場環境のままではその目標も難しくなってしまうかもしれません。

また、他の金融商品にも影響が出ており、例えば金利低下を理由に個人向け国債の発売が一部中止となりました。
 icon-external-link 参考リンク

安全資産で銀行より高金利となっている個人向け国債を買われているご家庭もあるかと思いますが、今回はそのような理由で販売中止となりました。

そうなってくると、銀行にお金を預けても利子はあてにならずお金が増えることはほぼありません。

私の周りには、あまり金利などを気にしないで生活している人の方が多くいますが、私のように年間目標年利を考えている人にとって、この金利引下げは厳しいニュースとなりました。
幸い、我が家のメインバンクである住信SBIネット銀行はまだ預金金利引下げの発表はしていませんが、それも時間の問題かもしれません。

まとめ

実はこの「マイナス金利」世界で初めて実施したのは日本だそうで、2003年に介されたのが最初となります。
その後、各国でもマイナス金利は導入され始め、現在は結構な国でマイナス金利を施行しています。

このままマイナス金利が続けば安全資産では年利を上げることが出来なくなってきますので、リスク資産を組み込み家計の年利を上げていきたいと思いますが、我が家は現在『投資信託』と『icon-external-linkクラウドファンディング』に投資し年利の底上げを図っています。
昨年の我が家のポートフォリオの平均は0.64%の年利を達成し、一昨年は1.68%とかなりの高パフォーマンスをキープしてくれました。

 icon-arrow-circle-right リスク資産で貯蓄の年利を上げる。クラウドファンディングへの投資で年利3.7 %を達成。



安全資産だけでなく、家計に負担にならない程度でリスク資産を上手に組み込みながら、攻守のバランスを図りマイナス金利時代を乗り越えていこうと思います。

sponsored link

down

コメントする






sponsored link

にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ
デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-