なまこ調理初挑戦。見た目はグロいがなまこのさばき方は意外と簡単な件。

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知っていましたか?
北海道はナマコの漁獲高が日本トップクラスということを。
道民である私は恥ずかしながら今日まで知りませんでした。

そして先日新鮮な生きたままのナマコを頂きました。
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普段居酒屋などで酢ナマコを注文する私ですが、このグロテスクな外見にはさすがにたじろぎます。
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ただ、折角頂いたものなので何とか解体し調理しようと試みネットで調べますが解体の方法が記された記事があまり無くクックパッド先生などにも頼りながら自己流に纏めてみました。

口側を切り内蔵をブシューッと出す。

ナマコの両端をよく観ると、片側にヘソのような黒ずんだものがあります。これが口らしく、この口側のほうをカットします。そうすると、内臓がブシャーっと飛び散る事があるため慎重にしたほうが良いでしょう。

この内臓は「このわた」といって大層な高級珍味らしいので食べる方はこぼさないように大事に取り分けておきまししょう。

開腹し内蔵や骨!?等を取り除く

次に、ナマコの中心部を触ってみると柔らかい側と硬い側に分かれます。柔らかいほうがお腹になるのでこちら側に包丁やキッチンバサミを使用し開腹をします。
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中には内蔵(このわた)が入っていますので取り出し、他にも歯!?のような白い硬いものが不規則にくっついているのでそれも本体から切り取ります。
この辺りで20cm位あったナマコが1/3位まで縮まってきます。
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塩でもみ洗いし滑りを取る。

次に、まな板の上に開腹側の反対=背中側を下にして置き、塩を一握りまぶしボウルを上から被せます。
後はまな板上で縦横無尽にグルグルすると、外側に黒いものが溢れてきます。これが滑りの素ですね。
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ある程度取れたら流水で一度洗い、再びボウルに入れ塩を降って手もみで滑りを取ります。
何度か繰り返したら今度はイボイボの間にある滑りを包丁の背を使用して削いでいきます。
私は滑りを取るのに執拗に行ったので時間を要しましたが、あまり気にしない人はここまでしなくてもいいと思います。
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食べやすい大きさにカットする。

次に居酒屋で出される程度の大きさ(大人小指弱)程度に切りますが、この際再び歯みたいなやつが付いていないか最終チェックをします。

酢醤油に漬けて完成。

あらかじめタッパに作っておいた酢醤油(酢3 醤油0.5 めんつゆ0.5)にカットしたナマコをドバドバ入れます。
30分位でも美味しく食べられますが、翌日のほうがより美味しく感じます。
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まとめ

ファーストコンタクトは触るのも躊躇するくらいグロテスクな感じでしたが、作業を進めていくと、下手な魚より生臭さも無いので簡単に調理できますよ。

お店で食べると結構値段のする酢ナマコですが、こんなに簡単に調理できるなら、また機会があればゲットしたいですね。

ちなみに、このわたは酒3 塩1 で漬けて珍味好きの後輩夫婦に献上しました。
私的にはNGでしたが後輩は喜んでいたので余すこと無く使用できて良かったです。

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