2017年8月 『家計ブロガー企画』30代のブロガーが考えるマイホームと賃貸について

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『持ち家』か『賃貸』か、どちらが良いのかという論争は多くのメディアで目にする機会は多いと思います。

今回はそんな論点に切り口を入れる興味深いブロガー企画に参加させて頂きました。

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我が家は結婚してからずっと賃貸

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先ず我が家の状況を簡単に説明すると、私は妻と子の3人暮らしで、夫婦共働き、現在2LDKの『賃貸アパート』に住んでいます。

家賃は月々70,000円でメゾネットタイプでオール電化の住宅です。

結婚当初は同じく2LDKのマンションに住んでいたのですが、子供が産まれたことをきっかけに階下の住民に騒音の迷惑を掛けたくないことを理由にメゾネットタイプの建物に引っ越しをしました。

家賃の相場として、地価公示価格を参考にしてみると、私が住んでいる地区の地価公示価格は坪9.3万円なのに対し、同市内平均坪単価が6.5万円ですから市内の中では少し割高な地区に住んでいることが分かります。

ちなみに、北海道政令指定都市である札幌市の地価公示価格平均は23.3万円と、私の地域平均の約2.5倍でした。

日本1位はもちろん東京都の320万円、2位の大阪府が84.8万円ですから、いかに東京都がずば抜けて地価が高いのかが分かります。
参考国土交通省「平成29年地価公示について」

地価公示価格にあるように、田舎という特性柄地価が安いため場所を選ばなければ現在の家賃よりも安く住宅ローンを組んで1戸建てを建てることも可能であり、実際私の周りでは、結婚⇒出産⇒住宅購入のコンボになっている家庭が多く見られます。

また、地域には高層マンションは数棟しかなく、住居を購入する場合は一戸建てを建てる世帯が殆どというのも私が住む地域の特徴です。

では、月々の家賃よりも安くローンを組むことが出来る地域に住みながら、何故我が家はマイホームを建てずに賃貸にしているのか!?今回頂いたこの機会に改めて考えてみることにしました。

マイホームを買わない理由を考えた

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先に述べておくと、我が家は純潔なる「賃貸派」ではなく、「持ち家」にもとても興味があります。

先日も書店で中古リノベーションに関する雑誌や北海道の注文住宅の書籍を夫婦満場一致で購入しているくらい「持ち家」への意識は持っています。
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そこまで考えていながらなぜ「持ち家」を購入しないのかは以下の理由が考えられます。

気軽に地域を変えられなくなる

一番の理由はこれです。

私の嫁は、北海道、名古屋、大阪と居住地を転々としており、北海道内でも実家と130km以上離れている現在の地域に移り住んでいます。

一方の私も、今の仕事を辞めたらこの地域以外に飛び出し職を探すことを検討しています。

また、同じ市内でも学校区内は「ここの小学校が良い」等と田舎ならではの思いが先行しているため、簡単に居住地を決めることが出来ない状況にもあります。

不良債権になるのを恐れている

私が住んでいる地域は、あと20年以内に40%の人口減少になるという統計が出ています。

少し範囲を広げて北海道全体で見ても、北海道は土地が広く各地域に人口がばらついているため、2040年にはかなりの地域が限界集落を向かえることが予想されています。
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出典Tableau Public

図の通り、北海道の中心地札幌市ですらも2040年には南区は高齢化率50.5%と限界集落に陥るシュミレーションになっています。

「人口減少」と「限界集落」地方住みにはこの2つがあと20年ほどで降りかかってくるので、当然私が住む地域にも空き家が必然的に増加します。

そうなると、仮に新築で建てた住宅が20年後には資産価値が著しく低下する可能性が否めません。

更に、仮に購入した住居に住まなくなった場合、二束三文でも良いから売りに出したくも、そもそも人口が居ないので買い手がつかず、そのまま固定資産税のみを払い続ける不良債権になりかねない現実が田舎にはあります。

こだわりが強く結果的に高額になりそう

最後の理由は「私達夫婦のこだわり」です。

元々DIYやインテリアが好きな夫婦のため、もし家を建てたら二人のこだわりを前面に出しアレコレと注文をすることは容易に想像がつきます。

妻に至っては休みの日に「間取りゲーム」と称して、ラフスケッチで間取りを書いて、細かいインテリアまで設置するシュミレーションをしている姿もあります。

そのくらいこだわりの強い夫婦ですから、新築にしてもリノベーションにしても、安価では済まされないと考えているため、パンドラの箱を開け無いよう、今はそっと蓋を閉じている状態です。

賃貸のメリットは

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さて、上記のような理由で持ち家ではなく賃貸にしている我が家において、現段階での賃貸のメリットをいくつか上げていきます。

居住地の移動が容易

先程の逆説に当然なりますが、賃貸のメリットはやはりこれではないでしょうか。

いつかは移動の意思がある家庭であれば、賃貸の方が居住地にとらわれること無く引っ越しが出来ますよね。

最近夫婦で上がっている話題として、保育園で仲間はずれにされることがある我が子を見て「(学校に上がって)もしいじめられたらすぐに学校区を変えよう」と話をしています。

子供を無理にきつい環境に置くのではなく、人間関係をリセットさせるために転校という選択肢が我が家にはあるのと、最悪アジア圏への留学もありかも!?という楽観的な気持ちもあるので、こういった転居には賃貸が有利に働きます。

大きな修繕や固定資産税が掛からない

持ち家やマンションなら、数年毎に修繕費が掛かってきます。
また不動産を所有しているわけですから固定資産税も掛かってきます。

所有による減税効果はもちろんあるので、一概にコスト面ばかりとは言えませんが、賃貸はそのあたりのことを良くも悪くも全く考える必要がないため、現時点では楽さを感じています。

生活水準に合わせて住居費を変動できる

我が家の パーセンテージ家計簿icon-external-linkにもあるように、収入に対する支出は「金額ベース」ではなく「支出割合」で考えることが重要だと思っています。

例えば、夫婦共働きである我が家の住居費は収入に対し約15%弱ですが、これが私のみの収入に変更した場合、約30%以上の住居費に跳ね上がってしまいます。

こうなってくると、必然的に家賃の安い物件へと引っ越しをし住居費比率を下げていきますが、持ち家だとそうはいかなくなります。

住宅ローンは通常毎月決められた額を支払い続けるので、収入が半減しようが増えようが支払額は変わりません。

住宅ローンを組む時、もし共働きの収入で試算を組んでいたとして、夫婦片方のみの収入になってしまったら、家計はかなり苦しいものになってしまいます。

そういった(生活水準に合わせた)流動性としては賃貸のほうが動きが取りやすいでしょう。

賃貸でもDIYが出来る

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「持ち家」「賃貸」の二者択一から少し外れた話題にはなりますが、DIY好きブロガーとしてこの点を少し付け加えさせて頂きます。

持ち家は当然所有者が自分ですから、壁に釘を打つことも、壁紙を張り替えることも自由です。

しかし賃貸は、大家から物件を借りているので原状復帰が基本原則になります。

その為、「ここに棚が欲しいな」「壁紙を張り替えたいな」など自分なりのアレンジが自由に出来ないと思われがちですが、賃貸物件でもやり方によっては十分可能です。

詳細は当ブログDIY記事icon-external-linkに実際の事例を紹介していますが、賃貸物件のDIYで有名どころではディアウォール icon-external-link  とラブリコ icon-external-link  シリーズを活用するのが一般的とも言えます。

昨年更新した記事 icon-external-link  で板壁を作成したのもこのラブリコを使用し壁紙の上に板壁を設置しています。

こういったように、工夫次第では賃貸物件でもDIYが可能ですので補足として紹介しておきます。

まとめ~住まいに関する考え~

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結婚して子供が産まれてから我が家でも何度も話し合いの場を設けている「持ち家」か「賃貸」かの議論ですが、どちらも一長一短で未だ明確な結論は出ていません。

おそらく、同じようにどちらを選択するか悩んでいるご家庭は多いことと思われますが、自分が住んでいる地域やライフスタイル、将来の事などそれぞれの家庭によって異なる環境で意見は違ってくるのが当然ですし、最初は「賃貸派」であっても年齢とともに「持ち家派」に気持ちが鞍替えすることも往々にしてあります。

大事なことは、住まいが自分にとってストレスにならないことが一番重要で、住まいによって家族の生活自体がマイナスになってしまうようであれば、それは正しい選択ではないと言えます。

今回、中々深いテーマをコラボ企画させて頂いたことで、自分の考えをクリアにする良い機会を頂きました。

また、コラボさせて頂いた他のブロガーさんのご意見等も参考にさせて頂きたいと思います。

今回コラボさせて頂いた方々

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主催者のジンさん。
icon-arrow-circle-right おさいふプラス
コラボ記事:30代、住居費だけで考えないマイホームと賃貸#家計ブロガー企画

せっかちパパさん。
icon-arrow-circle-right  RepoLog
コラボ記事:30代の住宅事情を徹底レポート

hanaさん。
icon-arrow-circle-right ズボラ主婦.com
コラボ記事:30代の持ち家(住宅ローン)vs賃貸!【家計ブロガーコラボ企画】

あきんこさん。
icon-arrow-circle-right あきんこの人生を楽しく過ごすためのお金ブログ
コラボ記事:アラサーDINKS女性が「マイホーム」と「賃貸」について考える*ブロガーコラボ企画*

コラボ記事はリンク随時更新します。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 2 )
  1. By JIRO

    はじめまして
    ジンさんの企画に参加させていただいたJIROです。
    私は職を変えない限り職場が極端に変わる事がないのですが、転勤が付きまとうとどうしても賃貸という選択になりますよね。持ち家派には人口減少の問題、空き家対策などあまり遠くないうちに付いてくる大問題かもしれません^^;

    • By boba

      Jiroさん。今回はコラボ企画を一緒にして頂きありがとうございます。
      記事も拝見しました。転勤があると転居も難しくなり単身赴任の選択肢になってしまう可能性もあるので悩みますね。
      また機会があれば是非コラボさせてください!

  1. マイホームと賃貸#家計ブロガー企画・・・お礼

    […] ○ボバさん「2017年8月 『家計ブロガー企画』30代のブロガーが考えるマイホームと賃貸について」 […]

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