LCCで行く1歳子連れのマレーシア旅行記。幼児連れ海外旅行でのポイントと注意点とは。

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plane-50893_1920先日、大手LCC航空会社エアアジアの新千歳空港発着キャンペーンを利用してマレーシアの首都クアラルンプールに旅行に行きました。

クアラルンプールに行くことになった経緯はこちらに記載していますが、子供の飛行機代が安い最後の機会ということで約8時間のフライトを1歳児連れで行くことになりました。

 

事前準備に必要な事

前回の反省を活かし、ベビーカーは手荷物無料の為、受託荷物は1つのみを選択し、機内食も慎重に選び帰りの便のみ選択しました。

また、座席は前回重宝したプレミアムシートを選択し、子供が少しでも自由に動けるようにしストレス軽減を図ります。

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出発前、エアアジアのHPから事前にwebチェックインを済ませておくと、当日カウンターでのチェックインが必要ない分、楽に受付を済ますことができます。

しかし、ここでトラブルが発生。
webチェックインの際、座席の確認をしようと変更画面を開いたりしたのが良くなかったのか、プレミアムシートから普通シートに座席番号が変更されています。
直ぐにコールセンターに電話しようとするも時間外で不通。

仕方がないのでこの日はwebチェックインせずに翌日、再度HPから座席変更を試みると、追加料金も無しで無事に元の座席を選択することが出来ました。

こういったトラブルの自己責任もLCCならではですが、正直メッチャ焦りました。

まとめ

・座席はお金をかけてプレミアムシートが親子ともに楽なので事前予約する。
・webチェックインは14日前から出来るので事前に行っておくべき。
・ベビーカーは受託荷物に含まれないので、追加荷物を購入する必要なし。

 

飛行機内で必要な事

そして当日、LCCの受付締め切りは機械的で容赦無いのを何度も痛感している我が家は、2時間前にはエアアジアのカウンターに到着します。

受付カウンターは中国人で混雑しており、前回はwebチェックイン済みの人と、済んでいない人とで分かれていたカウンターが一緒にされていて、これではwebチェックインをした意味があまりありませんでした。
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20分程列に並んで受託荷物も手続き完了すると、自分たちが乗るフライト便の操縦士やCA達もチェックインをしています。
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手続き完了後は、エアアジアカウンター直ぐ横の出発口を通って搭乗口に向かいます。
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イミグレを潜って免税店が並ぶ中でも、やはり中国人観光客の姿が目立ちます。
こういった風景を見ると北海道は観光業で経済を潤わせているのがよく判ります。
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さて、機内に乗り込むと、前回のタイ旅行と比較してそれなりに座席が埋まっています。

ただ、周りのプレミアムシートは全て空席となっており、その空席には人が座らないようテーブルを出してバリケードのようにしています。
IMG_0057※座席バリケードと、中国人乗客が一瞬だけ使用したベビーベッド

実際帰りの便で、プレミアムシートに当たり前のように座っている中国人の姿を見ると、ここまでやる必要はあるんだなと実感しました。(その中国人はCAに注意され自分の席に戻っていました)

機内では、前回5月よりも若干子供の成長が見られ、タイ旅行の時ほど動きまわったり叫んだりはせずに親の負担も前回ほどではなく、ほっと安堵していました。

それでも8時間超のフライトは身体的にも精神的にも堪えるものでして、グズりそうになったらご飯やおやつで間をもたせながら何とかクアラルンプールに到着です。

まとめ

・LCCは食事おやつなどのサービスは全て有料なので、子供のごはんとおやつは事前に準備しておく。
・エアアジア機内はもの凄く寒い。子供は厚着の方が良い。ブランケットは有料なので節約する場合は何か1枚多めに着ておくのが望ましい。ベビーベッド使用の場合はブランケット1枚無償で貸してくれる
・トイレにおむつ交換台はあるが、機内中央のトイレは激混みなので後部のトイレがオススメ。

 

クアラルンプール国際空港内の留意点

搭乗出口からイミグレまでは15分位とかなりの距離を歩きます。
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やっと辿り着くも、ここでもまた渋滞が。
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さすがエアアジアの本拠地だけあって各国からクアラルンプールに到着した人達でごった返しています。
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出口を抜けた先には、今回事前にチェックしていたマレーシアの携帯電話会社celcomとmaxis社が並んでいました。
事前調べでmaxis社に決めていた自分はプリペイドsimを購入するため、現地ATMに向かいますが、ここでまたハプニングが。
ハプニング詳細は icon-external-link  こちらから

何とかsimカードもゲットしてその場で設定をしてもらい、今度はホテルまでタクシーで向かいます。
空港からのタクシーはゾーンごとに値段が区分けされているクーポン制とメーター制がありますが、先ずは様子見でクーポン制をチョイスします。
クーポンタクシーの販売所に向かい、支払いをします。タクシー代はホテルまでで75.1MYRでした。IMG_0066

その後、受け取ったレシートを持ってカウンター反対側のタクシー乗り場に行きますが、ここでもまた大渋滞。
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約20分程並んでようやくタクシーに乗り込みホテルへ向かいます。

まとめ

・搭乗出口からタクシー・バス乗り場まではかなりの距離がある。
・何をするのにも並ぶ。子供がグズらないよう対策しておく。

1歳児と快適に泊まる事が出来るホテル

今回宿泊したのはJWマリオットクアラルンプールというメジャーなホテルのため、運転手も直ぐに場所が解った様子。

1時間ほどでホテルに到着しチェックインを行う為、カウンターでやり取りをしていると奥から日本人スタッフの方が出て来て受付をチェンジしてくれました。
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JWマリオットクアラルンプールホテルには2名の日本人スタッフが働かれているらしく、地元ならではの屋台やスポットなどを細かく教えてくれ大変重宝しました。

また、子連れということでミネラルウォーターやタオル類を多めにセッティングしてくれるなどホスピタリティの高さは流石5つ星だけあることを体感出来ました。

このホスピタリティで日本のビジネスホテルと大差ない金額で宿泊できるのであれば、特に幼児など小さい子供連れの家庭は5つ星ホテルに宿泊することをオススメします。

今回宿泊した5つ星ホテルを格安で予約する方法はこちらから

部屋の内装は、前回タイ旅行のホテルの部屋程広くはありませんが、必要な物品は一通り揃っています。
ベッドの広さも親子3人で寝ても十分な幅です。
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滞在中は常に日本人スタッフが対応してくれたり、他のスタッフも気にかけ声をかけてくれるなどホスピタリティの高さを感じましたが、中でも最終日。

帰路便が23:30ということもあるので、ホテルチェックアウト後でもシャワーを借りられるか確認するとOKとの返答。
しかし、シャワールームは子供入室禁止とのことで困っていると、少しの時間であればと了承を頂き出国前に汗を流すことが出来ました。

ちなみに、こういった場合は空室を一時貸してくれるのが通常時らしいのですが、この日は満室で対応できずスミマセンと謝られてしまい逆に恐縮してしまう位でした。

前回のタイ旅行の時も、同じようにチェックアウト後にシャワールームを借りることが出来ました。
うちの子は肌があまり丈夫な方ではないので、シャワーで汗を流してから飛行機に乗れるのは本当にありがたいサービスで、こういった融通をきかせてくれる点も高級ホテルならではと思います。

まとめ

・ランクの高いホテルは当たり前にサービスが良い。タオルや水、清潔度や部屋の広さなど、どれも子連れにはありがたい。少しコストを掛けてでもランクが高いホテルをオススメ。
・帰路便が深夜の時は、チェックアウト後でもシャワーを貸してくれることがあるので要確認。

 

クアラルンプール市内観光オススメ

一段落した後は、先程ホテルの方に聞いた地元屋台に向かいます。
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屋台の数自体はそれ程多くありませんが、1品200円程度で食べられる等ローカル価格ならではで、屋台の中に練り物を茹でたおでんのような物が売っていたので、これを子供に食べ与え家族三人満足しホテルへと帰宅しました。
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翌日はショッピングと妻のエステが主な予定となっていました。
クアラルンプール市内はショッピングモールが沢山あり、地元ブランドのお店も数多く出店しており格安で揃えることが出来ます。

私はあまり買い物に興味なかったので、モール内の屋台やHuaweiのスマホを見に行くなどに時間を使っていました。
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市内移動は基本的にタクシーとなりますが、モール出口にはメータータクシー受付があるので、そこを利用すればぼったくられる心配はありません。(2MYRを受付に渡す必要はあり)
メトロやモノレールよりも幼児連れの場合はタクシーを利用したほうが無難かなと思います。

そして最終日は、有名なブルーモスクに向かいました。
ここでも、メータータクシー受付を利用して行きましたが、移動時間は1時間ほどで100MYR前後だったと記憶しています。

モスク内はそれ程混雑しておらず、子供が走り回っても支障ない範囲でして、案内の方も気さくに子供に話しかけてくれていました。
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(無料レンタル衣装に身を包む母と、自由に歩き回る息子)
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ここは市内中心部からの移動は距離がありますが、子供連れで観光するにはオススメのスポットだと思います。

まとめ

・市内にはショッピングモールが沢山あり、食事も安全で内容によっては子供も食べられる。
・基本的に治安はよく、ブキッビンタン周辺なら男の一人歩きも問題なし。ただ歩道は狭くボコボコしているのでベビーカーは不向き。
・タクシーは日本より安いが、路上タクシーはふっかけてくるので、タクシー受付を使うと安心。
・ブルーモスクは無料でかつ楽しめるスポット。移動に時間が掛かるのがネックだがオススメ。

1歳児と深夜便に搭乗し、いざ帰国へ

いよいよ最終日、前回タイ旅行の帰路深夜便は子どもが寝付かず、グズるたびに交代で抱っこしたりあやしたりと、かなり消耗した旅でしたが、今回は搭乗してすぐにパンを食べてもらいある程度満腹になったのかウトウトし始めました。

これは好機と、直ぐに客室乗務員にお願いしベビーベッドを設置してもらい、そっとベッドに寝かしつけると少しはみ出しながらも爆睡!
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時折グズり声は出すものの、トントンで朝方まで大きな泣き声を出すこと無く過ごしてくれました。

おかげで、前回の旅行ほど消耗せずに機内を過ごすことが出来ほっと一安心。

やはり、お金を出してもこのベビーベッド設置可能な「プレミアムシート」はオススメですね。

クアラルンプール旅行総まとめ

今回の旅費は飛行機代が102,114円、ホテル代が32,819円、滞在費は70,000円程で3泊4日合計約20万円程度掛かりました。
それでも、飛行機座席とホテルクラスを考えるとかなり格安で旅行することができ満足の行く結果となりました。

幼児との海外旅行もこれで3回目となり、大分時間配分や持参するものの整理が出来てきたので身体的精神的負担も掛からなくなってきましたが、それでも夫婦二人の頃と比べるとシンドイ事に変わりありません。

子供が2歳までは格安で航空券が確保出来るので、海外旅行を企画している親御さんは多いと思いますが、今回ご紹介した旅行記のように、掛けるところはコストを掛けて親子ともに負担を軽減していくことをお勧めします。

今度は3月に会社の後輩を引き連れツアコンさながらの海外旅行を企画していますが、もしこの旅行記を読まれた方で子連れ海外旅行の不安や相談事があれば遠慮なくこちら icon-external-link やツイッター icon-external-link  でご連絡下さいね。

定期的にセールをやっているエアアジアのHPチェックはこちらからicon-external-link

【1歳児と行くタイ旅行記はこちらの記事です】
 icon-arrow-circle-right 1歳児と一緒にLCCのエアアジアでタイへの旅行記。座席とホテルを考えれば子連れ旅行も可能と確信!

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
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  1. By AKI

    初めまして。楽しく読ませてもらっています。我が家は1歳の子持ちで国内線は何度か、国際線は台湾と香港と比較的短距離のフライトは経験しているのですが、どうしても深夜便は騒ぐのが怖くて未経験です。夜行便で心がけていることや静かに過ごさせる方法などありましたらアドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。

    • By boba

      AKIさん。
      コメントありがとうございます。
      AKIさんのブログも拝見させて頂きました。
      先月台湾に行ったばかりなので、写真を拝見してまた行きたいなーと旅行欲が湧き出ています^^

      ご質問の件ですが、我が家も深夜便は(飛行機代が掛からない)1歳時の時に2回ほど経験していました。
      1歳6ヶ月の時、訪タイした時はベビーベッドを使用しましたが、結局グズって抱っこ一本で乗り越えました。
      その後、マレーシアの時は成長もあり結構ベビーベッドで寝てくれましたよ。

      記事にもある通りですが、座席が広いと子どもを床で自由に出来るし、ベビーベッドが設置出来る座席なので、親御さんも楽できますよ♪
      この座席位置はマストかと思います。
      LCCならお金を払えば確保可能で、大手キャリアはネット予約した後、電話で「ベビーベッドある場所でお願いします」と言えば、座席に空きがあれば追加料金不要でその座席を指定くれます。

      それと、搭乗前は可哀そうだけど寝付かせず、搭乗直前にウトウトしだすのが理想ですね。
      あまり早く寝てしまうと、搭乗してから周りのざわつきで覚醒してしまい寝なかったり、乗ってからだとこれも落ち着かなくて寝るのに時間が掛かってしまい、グズったりするんですよね。
      中々、タイミング合わせるのが難しいですが、この前の台湾旅行はこの作戦がドンピシャで、機内ではずっと寝てくれました。

      後はグズったらトイレ前などのスペースでひたすら抱っこで乗り越えました。
      それもあって、先程の座席は目の前がトイレなので移動もスムーズに出来ます。
      または、一番後部座席にして、最後尾客室乗務員のパントリースペースで抱っこするのも周囲に迷惑かからないのでオススメです。
      ただ、長時間フライトの抱っこはシンドイので親御さんの体力は十分養っておいた方が無難かもしれません(笑)
      うちは1時間交代とかで仮眠しながら乗り越えました。

      深夜だと、おやつや絵本対策もあまり効果的でないので寝かしつけ一本に的を絞って対策するのが一番だと経験談から感じます。

      子連れ旅行は大変ですが、せっかくの機会を有効に使えるよう頑張ってトライしてみてください☆

  2. By AKI

    早速のお返事、しかも詳しく教えてくださり感謝です。確かに足元が広い席だと遊ばせることができていいですね!
    レガシーキャリアに比べLCCの方が子どもが泣いていても「安いからしょうがないか」と妥協してくれるお客さんが多いかな、と期待して・・・でも親は気が気じゃないですよね。寝かしつけのタイミングの練習、次回国内線に乗った時にでも挑戦してみます。ちなみに昨日は日が暮れてからの国内線で、乗る前にキッズスペースで散々運動し、搭乗中に食事を与えたのですが機内では寝ず、空港からのバスでぐっすりでした。
    また何か有りましたら相談させて下さい。これからも記事楽しみにしています。ありがとうございました。

    • By boba

      AKIさん。

      国際線LCCは中国人の方が多く乗っていて、そちらのお子さんたちもかなり自由奔放にしているので、あまり目立たないというのもあったかもしれません。
      他の乗客も「安かろう…」で寛容な気持ちかもですね(笑)

      寝るタイミング期待外れは子どもあるあるですね^^
      うちも、2時間ぐらいのフライトならよくそのパターンにハマります。。

      AKIさんに頂いた貴重なご意見をもとに、この記事とタイの過去記事も修正してみました。ありがとうございます。
      また何かご意見があればお教え下さい。ブログ運営の参考にさせて頂きます。

      今後共宜しくお願いします。