オール電化の電気代は?北海道で灯油ガスとオール電化の光熱費を比較してみた。

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オール電化住宅に引っ越しを行い1年が経過しました。
以前の住宅はガス灯油暖房で現在の住まいはオール電化と、同じ2LDKタイプのお部屋なんですが、冬の北海道における暖房費を比較するには絶好の機会と思い、実際1年住んでみてどの位光熱費が変化したかをグラフなどを用い纏めてみました。

以前と今の住まい比較

元々住んでいた場所は56.7㎡の2LDKで鉄骨のマンションでした。
引越し先は64.46㎡の同じく2LDKで木造のアパートです。
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条件として、2LDKという間取りは一緒で、それ以外は構造も広さも現在のほうが(一般的に)光熱費が掛かる建物になっています。

夏場の光熱費

北海道の夏、特に私の住んでいる地域はそれ程夏が暑くならないのでエアコンは設置していません。
その為、夏場の電気代は殆ど掛かりませんしお風呂もシャワーが中心です。
そんな我が家の夏場の光熱費比較は
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となり、ガス灯油時代の光熱費は13,060円、オール電化だと9,887円に収まり、その差3,173円と中々の差が開きました。

ストーブなどの暖房機器は使用していないため、純粋に炊事やお風呂で使用する給湯だけでこの価格差が生じています。

それにしても、同じ湯沸し器でもガスとオール電化ではかなりの差がありますね。

冬場の光熱費

北海道の冬は”自宅でストーブを焚いてアイスを食べる”という比喩があるくらい結構家の中は暖かいです。
夜間も、子供が風邪を引いたらという心配から微小で暖房を入れているので外出以外はほぼ24時間暖房器具が動いている状態です。

また、冬場はシャワーだけでなくお風呂に入る機会も多くなるので、給湯だけでも光熱費がかかります。

そんな冬場の光熱費比較はというと
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となり、夏場の約1.7倍光熱費が上昇しました。
しかしここでもガス灯油時代平均が22,955円なのに対し、オール電化は17,561円と5,394円の開きがありました。

冬場はストーブだけでなく、食器洗いや入浴などあらゆる場面でお湯も使用しますので尚更オール電化の経済的な部分が目立ちますね。

年間でどの位光熱費が下がったか

では、オール電化の経済的な部分は季節を問わずはっきりと証明されましたが、年間を通してどの位差が開くのでしょうか。
先ずは、グラフで見てみると
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注釈すると、2014年11月12月は出産に伴う里帰りの為、不在でした。
その為、光熱費もオール電化よりも下がっているのが分かります。

しかし、それ以外の部分では全ての月においてオール電化の方が光熱費が安くなっているのが分かります。

上述したように、建物自体は引越し後の方が燃費が悪いのに、です。

結果的に年間で51,404円も安くなる結果となりました。

まとめ

昨年は北海道電力が17%近い値上げをしたりと電気代も高くなってきていますが、それでも今回の比較を見るとまだまだ割安なのが分かりました。

これで売電の自由化が一般化すれば更に電気代は下がっていくことが予測されます。

【2018.09.13追記】
売電自由化がだいぶ普及し始め、北海道でも楽天エナジーicon-external-linkのような大手と契約が出来るようになってきました。
今までのように北電一択ではなく、複数の電気会社を比較して、固定費のコストダウンを図っていくのが理想的ですね。

我が家は賃貸世帯なので、オール電化器具などの導入コストは関係なく入居させてもらっていますが、実際持ち家となった場合は、その辺りの導入コストとランニングコストを観ながら検討していかなくてはならないのでしょう。

また、太陽光パネルも多くの住宅で設置しているのを目にしますが、私の住んでいる地域は日照時間が少ないため、設置コストと電気代プラス売電でどこまで元が取れるのかも不透明な部分もあります。

そんな中でこういった今回の結果は、自分の将来の情報としても有益なものになりました。

引き続き追跡調査し、光熱費比較は自分の情報ストックにしていこうと思っています。

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