30代の平均年収や貯金額はやっぱり気にせずにはいられない?気になるなら無視せず調べてみよう。
30代のサラリーマンの方々、転職したいと思ったことはありませんか?
今の会社の給料や人間関係に不満があったり、気持ちが凹んでいる時など、私なんかはついついハロワのサイトや転居転職が頭をよぎってしまいます。
今は大分持ち直しましたが、春先は正直ヤバかったですね。
記事でもこんな記事を書いちゃう位、別の土地でやり直したい感満載でした。
そんな移住したい気持ちと同時に、「自分の給料って不当に安くない?」等と馬鹿げた妄想をすることもありませんか?私はあります(笑)
30代になると、ある程度の役職や裁量権を与えられたりして、自分が中心でプロジェクトや会社の一部を回しているとドンドン忙しくなり「アレ?なんかキツくない?」と思い始めるとその対価を求めてしまったりして、本当は自分が捌ききれないというスキル不足が招いた結果なのに、溜まる書類の山を観ていると負のスパイラルに陥りませんか?
ましてや、私の職種はマスコミで3Kと叩かれる業種だったり、中学校の教科書には「ワーキングプア=介護職」と記載されてしまうなど、医療福祉職に対する「薄給+重労働」という情報が念仏のように入り続けると、この業界って他より安いの?なんてのも思ってしまいます。
(ただ、直接介護をされる介護職の方々は平成27年介護保険法改正で会社に入った収益の2%~8.6%が手当てになるんですからうちの会社でも毎月2万円位は上乗せされています。羨ましい。)
そんな自分の気持ちを整理する意味でも、久々に30代の平均年収や30代の貯金額なんかを調べてみることにしました。
目次
30代平均年収について
30代の平均年収について、平成26年9月に発表した、国税庁による標本調査結果『民間給与実態統計調査』によると
30歳~34歳までで、男性で平均438万円女性で294万円、合計で384万円が平均年収となっています。
35歳~39歳までで、男性で平均499万円女性で297万円、合計で425万円が平均年収となっています。
別の統計調査では、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査] によると、
(税引き後)手取り年収の30代平均年収額は449万円、中央値は400万円となっています。
概ね400万円~500万円が30代の平均年収目安となりますね。
30代の貯金を含む保有金融資産について
同じく、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査] によると、金融資産保有額について、
金融資産保有している世帯のみで算出した、金融資産保有額が30代で平均656万円、中央値で450万円となっています。
次に世帯年収で見てみます。
世帯年収750万円~1,000万円で平均1,971万円、中央値で1,370万円となっています。
最後に共働き家庭で見てみると、
平均1,305万円、中央値で755万円となっています。
う~ん。共働き家庭の方々結構貯めていますね。
更に我が家と同じ水準の年収は焦りますね。1,300万円の貯蓄額まだまだ足元にも及ばずです。。
ちなみに、金融資産保有していない世帯を含めると、30代で平均415万円、中央値で130万円となっています。
年収750万円~1,000万円世帯で平均1,537万円、中央値で990万円となっています。
共働き家庭で見てみると、平均892万円、中央値で370万円となっています。
30代の貯蓄割合について
手取り収入からどの位貯蓄するのか貯蓄割合を見ると、30代の平均貯蓄割合は10%~15%未満が最も多く26.8%となっています。56.2%の家庭は20%以下の貯蓄割合となっています。
30%を超える貯蓄割合は10%程度の家庭しかありませんでした。
ここで、我が家庭が上位10%に入れているのは少し嬉しかったですね。
共働き家庭で見ると、15%未満の貯蓄割合が半数強を占めています。平均で11%程度の貯蓄割合となっています。
資産のうち金融商品別
預貯金が54.1%と半数強となっています。次いで生命保険、有価証券の順と続いています。
ちなみに、30代の30.4%の世帯が金融資産を保有していないそうです。
最後に、何故金融資産を残すかの1位は『老後の備え』で67.8%。次いで『病気や不時の災害の備え』『子どもの教育資金』となっています。
やはり、将来への不安から資産を残す事を考えていますね。
キャッシュフロー表を作成し、将来の資産形成を考えるのは当然ですが、果たして自分のキャッシュフロー表が正しいのかどうかを定期的に見直し、将来の備えや教育資金を毎月少しずつ貯めていかなくてはならないと思います。
まとめ
30代の平均年収や貯金、貯蓄額いかがでしょうか?
他人の芝生は青く見えるので、日頃気にしないように心がけていますが『無視は意識していると同じ』という言葉の通り、たまには統計を見ながら自分と比較することも大事かと思いますし、何より統計好きな自分としては、また面白い統計があれば纏めていこうと思います。
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