就職氷河期世代は今も苦しんでいる!?本当に必要な『稼ぐチカラ』とは?

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2015年8月4日のYahooヘッドラインに載っていた毎日新聞の記事です。

「就職氷河期」に直撃された世代を含む35歳以上の「中年フリーター」については増加に歯止めがかかっていない。中年フリーターの数は90年代は130万人台で安定していたが、バブル崩壊から約10年が経過した2000年代に入ってから目立って増え始め、15年には273万人に達している。

記事より一部引用

目次

就職氷河期世代の特徴だった非正規雇用は今も増大し続けている。

記事によると、バブル崩壊後失われた20年のいわゆる就職氷河期世代の求職者の特徴は『非正規雇用』として就職し、その後も正規職員として採用されずフリーターとして長く雇用されてきました。
その数は増加の一途をたどり、2015年には273万人の人が非正規雇用として稼働していると予測されています。

私は正にこの『就職氷河期世代』で、学校を卒業し就職しようにも自分の希望する雇用形態で雇ってくれる会社は皆無で、ギリギリまで就職が決まらず、結局地元に戻り知り合いのつてで働かせてもらうほど厳しい時代でした。

当時は今でこそ求人数が星の数ほどある介護職ですらも飽和している状態で、知り合いなんかは学校側が『(枯渇している)◯◯職を学校から一人求人として働かせるから抱き合わせで介護職を雇ってくれ!』と頼まれたほどでした。

もっとさかのぼれば、高校時代はバイトというものが殆ど募集しておらず、年末年始の年賀状かホテルの布団敷きぐらいしか無い状態でした。今ならどこの飲食店でもバイト募集の張り紙が貼っていますが、当時からすれば「なんて恵まれている時代だ」と思います。

そんな就職氷河期世代の私達は、新卒のカードも大見得を切って振ることも出来ず、職種によっては非正規雇用として働かざるをえない状態のまま2015年になった今、今度は「中年フリーター」として待遇も賃金も厳しいまま働いている現状が浮き彫りになった記事でした。

30代40代は会社にヘッドハンティングされるくらい必要な人材!?

しかしその反面、30代40代にヘッドハンティングや転職のラブコールが送られるという自体も急増しているようで、

人材紹介会社大手3社(リクルートキャリア、インテリジェンス、JACリクルートメント)の転職支援の成功実績をみると、2012年度は2011年度に比べ35歳以下の伸びが107%であるのに対し、36歳以上は128%と20ポイント以上も伸びている。

ITメディアビジネスより

大きな理由としては、グローバル化によるスピード感が求められる日本企業で、育て上げるまで時間を要する新卒より、即戦力として使える30~40代を雇用したいと専門家が話しています。

そうは言っても、何の実績もない30~40代を企業側も雇うわけではなく、ある程度の実績やネームバリューがなくては目にも留まらないと思います。

スカウトされる人材になるためには

同じくITメディアビジネスでは『スカウトされる5つの人物像』と称し次のことをあげています。
1.業界や職種における専門性高いスキルを持つ
2.上記において実績が豊富
3.各種媒体において何らかの形で自分が露出されている
4.アンテナが広くセミナーや交流会などに良く出向く
5.周りからの評判が高い人物
ITメディアビジネスより

1.2については、自分の仕事を適切にこなし結果を出していれば自ずとついてくると思います。

また、4.5についても自己研鑚やコミュニケーションスキルなどの努力次第で高めることが出来ると思います。

さて、問題は3ですね。
各種媒体に露出と言われても、何をどうすればメディアに出してもらえるのかも難しい課題ですし、広範囲の人の目に触れるにはそれなりの規模のメディアに載らなくてはなりません。

ではどうするか!?
自分が導き出した答えは一つです。
それは『自分がメディアになり自分を宣伝する』と言うことです。

著名ブロガーさんは当たり前のようにそれを知っており実践されていますよね。

他にもネットスタートで、古くは巨大掲示板2chのひろゆき氏もメディア露出から大企業の役員になられるなど、成功者を出せばきりがないくらいインターネットの世界でメディアを立ち上げ、スキルと実績を露出し成功者になっている方々がいます。

スカウトと言うと大きくなってしまうのかもしれませんが、著名ブロガーさんの方々に、個別でお仕事依頼が来たりしているのも上記1から5が備わっているからこそだと思います。

また、いつも絡ませて頂いているブロガーさんたちそれぞれpvや収益報告記事を読ませて頂くと、きっちりと結果を出されている方々ばかりで、本当にネットというメディアの発信力とブランディング化の高さに感心しています。

弱小ブロガーやプチスキルしかない人はどう『稼ぐチカラ』を養うのか

では、私のように超弱ブロガーはどうやって『稼ぐチカラ』を身につけるのか、それについても答えを考えました。
それは『小さな仕事とスキルを沢山束ねてブランディングする』です。

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私を例えにすると、
ブログ自体は細々した収益だけど、WordPressの知識は最低限身についている。(=簡単なホームページ作成)
専門家ではないかチラシやパンフレットを作れる(=なんちゃってデザイナー)
専門ではないが講師をしたり派遣が出来る(=講師ビジネス)
医療福祉の専門家(=情報発信や他業種からの相談業務)

この中で
HP作成 × デザイナー × 医療福祉 = でHP作成の仕事をいくつか頂いたり、
デザイナー × 講師ビジネス = で年数回講師料や斡旋による紹介料を頂いています。

また、今年に入ってから友人と協働でNPOを起ち上げ、上記スキルによる収益事業を本格的に練り上げています。

一つ一つのスキルは専門家に遠く及びませんが、自分の好きな事や興味のあることを掘り下げていけば、副業として十分金脈を掘り当てることが出来る可能性を秘めています。

先程の5つの人物像にもこれらのことは当てはまっていき、特に2.4.5なんかは、掛けあわせスキルにより意外なところからオファーが来ることもあるかもしれません。

クリス・ギレボー著書の「1万円企業」にある『ちょっとした頼まれごともビジネスの種』と書かれている通り、最初はちょっとしたニーズを叶える対価として金銭を頂くことがやがて事業に変わるように、自分のプチスキルを黄金に変えることが出来ます。

『稼ぐチカラ』については人それぞれ異なるかもしれませんが、以前私が書いた記事でネットがあれば地方でも商いが成り立つのではないかと思う通り、

『ネットのチカラ』によって稼ぐためのツールが、底知れない速度で進んでると言えるのは確かだと思います。

その速度に乗ることが出来れば自分の稼ぐチカラも飛躍的に増幅するものと信じながら、自分のプチスキルを磨き自己研鑚していきます。

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