全てのスペックが最強すぎるOne Plus7 Proの使用感レビュー
スマホの性能は日進月歩で変化しており、ここ数年は特に中国メーカーのスマホの勢いは目を見張るものがあります。
先日、妻にXiaomiの mi mix3を購入し1ヶ月使用しましたが、価格が5万円程度とミドルスペック並の金額でありながら性能はハイスペックでとても快適に使用出来ています。
かく言う私のスマホも、徐々に能力的に厳しい場面が多くなってきたことから、このタイミングで新しい機種へ買い替えを検討していました。
買い替えに際して私が考えた条件は3つ
画面サイズ6インチ以上の大画面
ハイスペックであればあるほど良い
出来れば10万円以下で
この条件を踏まえ検討した結果『iPhoneXs Max』『XiaomiMi9』『OnePlus7Pro』の3機種まで絞り込みました。
現在、iPad Pro、Apple Watchと持っている私としてはスマホもiPhoneで揃えたいところでしたが何と言ってもiPhoneは高い!
Appleブランドと他デバイスとの親和性の高さを考えると納得のお値段ではありますが、スペックだけ見ると同スペックでの中華製スマホは約半額で購入出来てしまう事を考え、残念ながら選択肢から外す形に。
ここから、中国ブランド2社XiaomiのMi9とOnePlus7proのどちらかで悩んでいたのですが、スペックについてはほぼ同等なので、最終的にはノッチレス(インカメラの画面切り欠け)と大画面が拡がるエッジディスプレイの美しさに惹かれOnePlus7proを選ぶことにしました。
モニタサイズが若干小さいなど、廉価版のOneplus8なら日本のAmazonでも購入が可能。
目次
日本未発売のOnePlus7Proを購入する方法
2020.4.26追記
日本では発売されていないOnePlus7Proを購入する方法として、手早いのはGearbestやBanggood などの中国通販サイトで購入するのが一番簡単です。
実際、妻のMiMix3はGearBestで購入しましたが、サイト自体は日本語対応しており、何ら迷う事なくスムーズに購入することが出来ました。
しかし今回、OnePlus7Proを購入するにあたって、未だ発売間もない事から海外通販サイトでは発送まで2〜3週間と長期間待たされるか、公式価格よりかなり割高な金額で販売されているものばかりでした。
そこで、公式HP からの購入を試みますが、公式HPからは日本への発送に対応していないとのこと。
手に入らないとなると余計に欲しくなってしまう性格で、なんとしても手に入れようと調べたところ、個人輸入発送サービスを間に挟むことで日本への発送を行える事が分かりました。
個人輸入発送サービスは数多くある中から今回利用したのはPlanet Express という会社です。
サイトは日本語対応しているので、簡単にアカウントを作成しデポジット(預け金)を入れると、アメリカ国内の発送先住所を割り当ててくれます。
そこで、先ほどのOnePlus7Pro公式サイトに戻り購入画面からPlanet Expressの住所を入力します。
あとはPlanet Expressに荷物が届いた段階でメール通知が来るので、サイトに従って日本への発送手続きを進めていきます。
オプション(3$)で優先発送オプションがあるので選択し、その他緩和剤や商品写真追加のオプションは選択せず、最終画面で配送業者(USPS・DHL・FedEx等)を選びます。
残念ながら北海道への発送は本州よりも時間を要するようで、最も早いFedExExpressにしても5日以上掛かるのと配送料も9,000円超えと高額だった為、早く欲しい気持ちを抑え一番安い発送業者だったUSPS(保証付)を選びました。
その後、Planet Expressから発送の通知メールが届き、注文から18日後ようやく手元に届きました。
掛かった金額は
Planet Express 配送料:$42.39(4,752円)
関税:4,000円
で合計92,731円となりました。
公式サイト で注文してから北海道にある我が家に届くまで約18日とそれなりの日数と配送コストが掛かりましたが、購入した段階では、海外通販サイトで購入するよりは早くそして安価に購入する事が出来たので満足の結果です。
2minutes:Planet Expressを使ってみた。使い方をわかりやすく解説します
OneplusPro公式HP
個人輸入発送サービス
海外スマホは日本の技適に対応していない商品もあり、対応していない商品を使用すると電波法違反になる場合もあるので注意が必要です。
外観やファーストインプレッションなど
公式スペックはHPに詳しく載っていますが、私個人での特筆すべき点を幾つかピックアップしていきます。
今回購入したモデルはRAM12Gのストレージ256Gと一番容量の大きなモデルを購入しましたが、これに加えCPUはSnapdragon(スナドラ)855と2019.06時点で最もハイスペックなCPUとなっています。
ちなみにAntutuスコアは37万点overでした。
実際、今までもたついていたアプリの動作は見違えるように早くなり、特に困っていたコンビニのQRコード決裁(LINE Pay等)でもたつく気まずさや、撮りたい時にカメラアプリがもたつくなどのストレスは全く無くなりました。
カメラはトリプルカメラで、子どもやスナップ写真しか撮らない私には十分過ぎる性能です。
カメラの評価サイトDxOMarkで111点のパフォーマンスで4位(2019.06.24時点)と専門機関から見てもかなり高評価となっています。
モニタは6.67インチと最近のスマホの中ではかなり大きいサイズになるでしょう。
私は過去に7インチのスマホを使っていた事がありますが、OnePlus7Proは画面占有率の高さから、持ってみた感じもそこまで大きいといった感じがしません。
付属品は、高速充電対応の充電器一式とTPU素材の純正ケース、保護ファイルは既に貼っている状態との事で、自分で用意する手間は不要です。
背面について、今回はネブラブルーを購入しましたがガラス加工コーティングされているだけあって、角度によって変わる色味がとても美しく映えます。
右側には電源ボタンとバイブ、サイレントを切り替える物理ボタンが付いているのと、SIMカードスロットルは珍しく本体下側になっています。
また、イヤホンジャックはありませんがBluetooth接続の人には特に問題ないでしょう。
ノッチレスとエッジディスプレイが有機ELを際立せ美しい画面
画面を起動し最初に感じたのは『こんなに画面キレイなの⁉︎』でした。
今回この機種に選んだ理由の一つに、ノッチが無い事とエッジディスプレイがありましたが、実物を見て想像以上の美しさに思わず声が出るくらい驚きました。
実際webや写真を見るとこのような感じで、フロントディスプレイからはみ出落ちたようなエッジディスプレイの特徴がはっきりと分かります。
ただ、エッジディスプレイは好き嫌いが分かれるところでもある為、後述するデメリットを納得した上での購入をオススメします。
またOnePlus7pro はリフレッシュレートが90Hzというのも特徴の一つで、動作の一つ一つがヌルヌル動くのはストレスを感じさせない使いやすさです。
おそらく、スマホで高スペックなゲームをするユーザーはよりこの恩恵を感じるのでしょう。
ポップアップ式のインカメラはどこか可愛さがある
ノッチを無くす為に本体に格納されたポップアップ式のインカメラは、セルフィーはもちろん、顔認証等、必要時に機械音とともにちょこっと顔を出すのですが、その姿はギミック好きな私の心をくすぐってくれます。
その反面、顔認証設定をしているとカバンやポケットの中でつい手が触れてしまった時、カメラが作動してしまう為、顔認証に関しては残念ながら現在オフにして指紋認証のみにしています。
あまり必要のない機能かもしれませんが、インカメラが出ている状態で本体が落下を察知すると、自動でカメラが引っ込み身を守るそうでこの辺もどこか可愛げを感じてしまします。
画面内指紋認証とそのスピードはクセになる
最近主流となりつつあるインスクリーン指紋認証を今回初めて体感しましたが、とにかく認証が早い。
2017年製iPad Proだと(認証率が悪く)不満だった指紋認証が嘘のようです。
逆に、スマホを掴むだけで認証されてしまう場合もあるので、そこに時々困ることもありますが、総じて便利なのは間違いありません。
余計なアプリが入っていない
キャリアでスマホを購入すると、プリインストールアプリが多くうんざりするのですが、海外製simフリースマホは余計なアプリがインストールされていないことが多く、無駄に容量を取られたり不要アプリをアンインストールする必要もなくストレスフリーです。
当然OnePlus7Proも最小限のアプリのみインストールされています。
残念と感じたところ
では逆に、私が感じた残念だった点についても解説していきます。
高速充電対応は嬉しいがワイヤレス充電に対応して欲しかった
OnepPus7ProはWARPchargeという高速充電仕様になっており、0%から最速60分で100%になるので、その点はメリットと感じる反面、ワイヤレス充電には対応していません。
我が家のXiaomiMiMix3がワイヤレス充電対応で使っているのですが、スマホを置くだけで充電出来るのは思っていた以上に快適です。
Proモデルという事もあり、出来ればワイヤレス充電にして欲しかったですね。
エッジディスプレイは不便に感じる時も
先述の通りエッジディスプレイの美しさに惹かれて購入した反面、使っている中で不便に感じる点も分かりました。
先ずは、スマホを片手で持ちながらLINEやメールを打つ時、スマホをホールドしている指がディスプレイに触れてしまい誤変換や、web閲覧時にリンクをクリックしてしまうなどの誤クリックが稀に生じます。
そのため、慣れるまでは持ち方に気を使う為、若干のストレスになっていました。
また、エッジディスプレイの宿命とも言えるバンパー部分の耐久性についてはトレードオフと理解していますが、せめて表面ガラスを最新のゴリラガラス6にして少しでも耐久性を上げて欲しかった点も不満が残ります。
総評して満足。長く使える機種になりそう
と、不満な点も幾つかありますが、エッジディスプレイや画面サイズ感、インカメラのギミックなど個性の際立つ部分も含め十分満足出来る機能を持ちながら、最低価格は7万円程度(クーポンを使えば7万円を切る場合も)と。
ハイスペックなスマホは数年経っても動作がもたつくこと無く、長く使うことが出来るのも大きなメリットだと思っているので、OnePlus7Proを使い倒していこうと思います。
【2020.05.14追記】
Oneplu7Proを購入して1年が経過した使用感ですが、1年経っても最新機と全く見劣りすることが無く、サクサク使えています。
機種によっては、アップデート後に動作がもたついたり、保存容量が増えるに従い動きが鈍ったりなどの症状が見られることもありますが、この機種はさすがハイエンドモデルだけあって、そのように感じる事は全くありません。
バッテリーの状態も購入時とほぼ変わらない印象で、使用していて「古くなったなー」と感じる事がないので、本当に購入して良かったと感じています。
これから、この機種を検討している方は、最新モデルのOneplus8シリーズの購入をオススメしますが、未だ日本のAmazonでProモデルは発売されていないので、PROモデルが欲しい方は中国ECサイト。海外サイトに抵抗がある方は日本のAmazon等で無印タイプを購入するのが良いでしょう。
無印タイプなら、最新スペックで7万円を切っていたりと、かなりコスパに優れていますよね。
私はもう少しの間7proを使用し続けて、時期モデル(Oneplus9シリーズ)が発売されたら買い換えようと思っています。
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