新規保険勧誘の季節。今度は日本生命が来たのでニッセイ学資保険を調べてみた。
各社ではこの季節の風物詩となっていますが、毎年新入社員をターゲットにしたり、その逆で新人保険屋がトレーニングを兼ね保険の勧誘に来ています。
先日は、アフラックの学資保険『WAYS学資プラン』について書きましたが
今度はニッセイ学資保険について纏めようと思います。
目次
ニッセイ学資保険の特徴
特徴の一つとして、基本的には学資年金を17歳から21歳まで5年に分けて受け取るスタンダードなタイプです。
また、ご契約者が亡くなった場合以後の保険料が掛からないという点も他の保険会社と同じですね。
特色あるサービスとしては、「育児相談ほっとライン」という24時間365日電話相談を受けることが出来るサービスが有ります。
日本生命HPより
これは他の保険会社ではあまり見ないサービスなので、万が一の時安心できるサービスとして安心ですね。
もう一つ大きな特徴としては、小学校・中学校・高校それぞれでお祝い金を貰えるという大学準備資金以外で年金受取のプランが有ります。ソニー生命でも中学校から保険年金を受け取るプランも有りますが、ニッセイは小学校から受け取れるのが特徴です。
小学校から私立小に通う場合であれば纏まったお金が必要になる場合もあるので、そういったライフプランを立てているご家庭にはマッチングしていると思います。
ただ、早くから保険年金を受け取るので、当然返戻率は下がりますので、貯蓄性としての旨味は減少します。
返戻率は?本当にお得なのか?
最近は返戻率の高さを謳い文句にしている学資保険が殆どですが、ニッセイも返戻率をアピールしています。
一例として、150万円受け取りで、返戻率を上げるため5年払込みにした結果
返戻率113.8%となりました。
ただ、返戻率というものは受取総額÷払込保険料×100になるので、払込保険料と受取総額の差額が大きければ大きいほど返戻率が上がります。
言い換えれば、保険会社に預ける期間と金額が大きければ大きいほど保険会社の運用期間が長くなりますのでリターンに繋がります。
今までの学資保険記事にも纏めていた通りですが、これを年利に直すことで他の金融商品などとの比較が分かりやすくなります。
ちなみに今回の113.8%という返戻率を年利に直すと0.944%で17年間複利運用したものと同じ金額になります。
どうしても返戻率の高さに目が行きがちですが年利に直すと銀行預金や国債等と比較することが出来ますね。
まとめ
今回はニッセイ学資保険について調べましたが、ずっと前に初めて学資保険を選ぶ際ニッセイは除外していた経過が有ります。
理由としては、我が家では大学入学時に纏まった資金が欲しく、大学入学後の仕送りなどは別会計から捻出予定であるため、分割受取はあまり望ましくないんですよね。
ただ、以前と異なり、ニッセイも17歳時に一括で受け取ることを選ぶことが出来るようになったので再び選択のテーブルにはあがりましたが、現段階ではアフラックのWAYS学資保険の方が、死亡保険とセットという点からもお得感を感じます。
WAYS学資保険の記事を書いた際、アドバイスを頂きましたが、学資保険の途中解約リスクも有るため、まだ契約するかは迷っていますが今のところの考えでは
ソニー生命+WAYS学資保険の組み合わせで行こうかなと思っています。
学資保険は各社ドアノック商品で旨味を全面に出しながら宣伝をしていますが、自分たちそれぞれの家庭にあった保険商品を上手にチョイスするためにも一つ一つ吟味していくことが重要です。
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