あなたはやっていますか?家計管理をするなら1年に1回はお金の棚卸しをしてみよう。
突然ですが『棚卸し』という言葉をお聞きしたことがありますか?
最近では「棚卸しセール」等と宣伝文句としても使われることが多くなった「棚卸し」ですが、実は一般家庭においても、この『棚卸し』は家計管理をしていく上で重要な部分になる場合があります。
毎月貯金を収入の30%以上貯金している我が家においても、この『棚卸し』を年1回は行い貯蓄額の整理を行っています。
では、家計管理における棚卸しとは何かを、我家の場合を事例に纏めてみました。
目次
棚卸しとは
棚卸しについてWikipediaで調べると
棚卸資産(たなおろししさん、英: inventory)は、会計用語の一つ。販売目的と何らかの形で結びついている財、またはサービスを指す。有形のものもあり、無形のもの(サービスなど)もある。販売を意図して保有しているものも、そうでないものもある。
とあります。
簡単に言うと、在庫として残っている商品がどの位残っていて、どの位の金額になっているか整理することを棚卸しと呼びます。
家計における棚卸しの具体的中身
では、家計における棚卸しとは何を指すでしょう。
我が家で言うそれは、毎月積立繰り越ししている医療費や保険料を始め、ポイントサイトのポイントだったり、換金予定の商品券だったり精算していない立替えた領収書などが当てはまります。
例えば、ポイントサイトのポイントなんかは、ログインしていないとついうっかり忘れてしまい、有効期限が切れてしまったりすることがあります。
我が家でも一度アンケート大手会社のマクロミルで1万円近いポイントを失効してしまった苦い経験があります。
同じようにマイルなんかも、あまり飛行機に乗らない人は中々貯まらないため、そのまま放置してしまう方もいますが、最近のマイルは1,000マイルからでも使用することが可能ですので失効する前に確実に交換していきましょう。
JALHPより
また、キャンペーン等で貰った商品券等にも日常的に使いやすいものとそうでないものがあると思います。
クオカード等は日常的に使う場所も多く消費出来ますが、例えば本を買わない人やネット注文のみの人には図書カードは使い勝手が悪い場合もあるので、そういった金券は金券屋に売ってしまった方が有効的に活用できるケースもあるので精算して流動性を高める事も状況に応じ行っていきます。
その他に、これは会社における立場や自分が置かれているにもよりますが、例えば自分なんかは任意団体に係る事業の会計を担当している関係から金庫番を任される事があります。
そういった時、一時的な支出を自腹で一度建て替えておいてお金が振り込まれた後に補填する事があったり、同様に会社の必要品を立替えて後で請求する場合等もあったりするので、こういったケースについて長期間放置せず忘れず請求しなくてはなりません。
我が家における棚卸しの結果は
上述した棚卸しについて、我が家でも年末まで時間を掛けて一つ一つ調べ実践しました。
その理由として、昨年我が家は250万円を目標貯金額として立てていたのですが、年の後半になって、このペースでは目標額に到達するのが厳しい現状が見えてきました。
そこで先ず行ったのが、我が家で毎月2,000円ずつ封筒仕分けし現金積立にしている『医療費』と『保険料』を棚卸した結果54,000円程貯金に回すことが出来ました。
その他、会社関係の領収書換金が27万円程、金券が9,000円程換金し棚卸しを行うことが出来ました。
合計すると33万円以上の棚卸しとなり、無事に目標貯金額を達成することが出来ました。
昨年は1事業のうち航空券の建替やテキスト代をnanaco支払いするため建て替え額が高額になってしまったというのもありますが、こういった細かいものが寄せ集まると、意外と家計の資産として結構なボリュームになったりするので、やはり年に1回は時間を掛けてでも行っていかなくてはなりません。
最後に
ただ、こういった棚卸し作業は日頃からキチンと行っている人には無縁の話しかもしれませんが、私のようにポイント失効の経験があったり、ポイントサイトを何社も掛け持ちしていると分からなくなってしまう事もあると思います。
そういった私のような管理が苦手な人にはマネーフォワードという、沢山の家計管理ブロガーさんたちが愛用しているサービスがオススメのようです。
調べてみると、銀行口座やクレジットカードは当たり前で、ポイントサイトや電子マネーまでも一元的に管理してくれるサービスになっています。
銀行口座やクレジットカード管理はちょっと怖いかな!?といった方でも、ポイントサイトや電子マネーなんかであれば個人情報のハードルが少し下がりますね。
実は私も便利ツールと知りながらも臆して使用していなかったのですが、今回それを知ったので早速登録し、ポイントサイトと電子マネーの一元管理を行いました。
マイルを1マイル=1.2円と換算しているのは、陸マイラーとしてもう少し換金率をを上げて欲しいところですが、こんな感じで各会社のポイントやマイルを一元管理することが出来たのは驚きでした。
これは、家計管理する人には便利ツールですね。
今後もう少し活用の範囲を拡げようと直ぐに思ってしまいました。
以上のように家庭における『棚卸し』は今後も年に1回は実施して、無駄のない家計管理を行っていこうと思います。
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