初めて利用した茨城空港の利便性と冬の名物であるアノ鍋は最高に美味だった。

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先日初めて茨城空港を使用し、茨城県の県庁所在地である水戸市に行ってきたので、茨城空港から水戸市へのアクセスや名物料理についてまとめてみました。

先ず始めに北海道から茨城空港に向かう航空会社は現在スカイマーク1社だけとなります。
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今でこそLCCが当たり前の時代ですが、つい数年前まではスカイマークを始め、地域密着型航空会社のエアドゥや、ソラシドエアなどいわゆるミドルコストキャリアの航空会社が格安航空会社として重宝されていた時代がありました。

私もよくスカイマークを使って格安旅行をしていましたが、LCC各社が就航されてからは値段の安さから使用する機会がなくなっていました。
そんなスカイマークに久々に搭乗することで、改めてLCCと比較すると、使用用途によっては中々ローコストキャリアに負けない魅力があると感じました。

LCCとミドルコストキャリアの比較

先ず予約手続きの段階でLCCは購入手数料なるものが掛かってきます。支払い方法によって若干金額は異なりますが概ね330~550円程度です。

また、ミドルコストキャリアは受託手荷物が無料で預けられる為、荷物が多く受託手荷物がある場合には手数料が掛かるLCCの場合1200~1800円程度掛かるので、その分の料金も計算していきます。

その他、座席指定もミドルコストキャリアなら無料です。
実際私は今回の旅行で、少しでもゆったりと座るために、搭乗手続き直前に3列シートに空きがある後方座席を選び直して快適に機内を過ごすことが出来ました。
また、帰路はLCCなら割増料金になる非常口付近の足元が伸ばせるシートを無料で選択することが出来ました。

まぁ、LCCでも離陸後空きのある座席へ移動することは可能ですが、ピーチ航空だけはそれも厳しく制限されているので、事前座席指定の段階から周りに人がいない座席を選べるのはストレスフリーになるでしょう。

結局LCCで全て利用しようとすると、予約決済手数料+手荷物(20kg)+座席指定で大体2,400円程度になるので、最安で行くならLCC、荷物や座席にこだわりつつも安く行きたい場合はミドルコストキャリアと使い分けるのがベターかと思います。

新千歳空港を発しいざ茨城空港へ

さて、無事搭乗手続きも済ませるも、天候悪化もあり30分ほど遅延のお知らせが。
北海道のこの時期は遅延リスクが常にありますね。
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それでも以降はスムーズに搭乗し機内へと乗り込みます。ここでも、久々のスカイマークでLCCとの違いを発見しました。
座ってみると座席が(LCCと比べ)若干広くなっています。

座ってみるとこんな感じで
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LCCよりは拳一つ分位広い座席です。

と、いつもより快適な空の旅を経て離陸後1時間程度であっという間に茨城空港に到着です。
1時間程度で茨城に行くことが出来るなんて体感的にも北海道と茨城はかなり近いと感じました。

茨城空港は便利な造りとアクセスがかなり便利

茨城空港に到着しましたが、初めての茨城空港の印象は、ただ小さいというわけではなく「人の動線を意識されたとてもコンパクトにまとまっている空港」といった印象でした。

別の地方空港でも、同程度の大きさである空港はいくつか訪れていますが、この茨城空港は、搭乗手続きから搭乗口までの流れや、ちょっとしたお土産や軽食を食べたり休憩したりなど必要最低限の設備がコンパクトにまとまっており、空港1階には出発及び到着口、2階には軽食とお土産屋等と必要な目的に応じて分かれているので、無駄な時間を掛けることなく移動が出来ました。

茨城空港を就航定期運行しているのは現在スカイマークと春秋航空、中国南方航空の3社ですが、今後エアチャイナやVairなど中国/台湾路線等の国際線拡大が予定されています。

1階にある各航空会社カウンター
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2階にある食堂とお土産屋
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そんな茨城空港ですが、空港はアクセスなどの移動ラインに凄く力を入れている印象を受けました。
先ず驚いたのが、東京駅までバスで片道500円という運賃設定です。
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茨城空港HPより

成田空港の格安バスも1,000円と話題になった事はありますが、茨城空港は500円とその半分の値段で移動が可能です。

他にも、茨城県内のホテル宿泊者は24時間以内のレンタカー使用が1,000円から利用可能という期間限定のサービスも行っています。これもかなりの格安移動手段ですね。
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また、タクシーも乗り合いタクシーを斡旋してくれ乗り場まで整備してくれるというインフラにはアクセス向上に向けた気合を感じます。
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そして自家用車の利用者にも駐車場代が無料開放など、地方空港のデメリットを解消するため様々なサービスが行われています。
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今回は水戸市内に行くことが目的だった為、トータル料金がほぼ変わらない、バスか1,000円レンタカーか悩みましたが、不慣れなことを考慮しバスにて水戸市へ行くことにしました。
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バスはJR水戸駅南口まで約40分と高速道路を使用するのでそれ程時間は掛かりません。料金も1,030円と割安です。

水戸市内で初めてアノ鍋を食す

バスを降りたら先ずは遅めの夕食をと思い、事前に調べていたこの時期ならではの名物料理『あんこう鍋』のお店に向かいます。
茨城県ではこの寒い時期限定の料理としてあんこう鍋が有名で、各料亭などで食する事ができるという情報を聞いていたので、初あんこう鍋を楽しみにしていました。

向かったお店は、JR水戸駅南口から徒歩7分程度にある「新竹」さんという割烹料理店です。
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お店に入って開口一番「あんこう鍋をお願いできますか」と言うと「スイマセン2人前からなんです」との回答が。
少し困りながら、2人前の量を聞くと奥から鍋を持ってきてくれておおよその量を教えてくれました。

これなら食べられると確信し、2人前を注文することに。
お通しにあん肝を出して頂くなど、あんこう鍋の前からあんこうの味を楽しみながらお酒を飲み待つこと15分。鍋にぎっしりと詰まったあんこう鍋の登場です。
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ガスコンロに乗せ火をつけ更に10分程度待つと、グツグツと美味しい匂いが漂ってきます。
鍋のフタを開けると、これでもかというくらいあんこうの身から肝までかなりのあんこうがぎっしりと。
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先ずは、スープを飲みますが、これは美味っ!
あん肝と味噌ベースのスープはとっても濃厚で、生臭さ等は一切なくこのスープだけでも絶品です。

そして次にあんこうの身を食べますが、これが全くクセがなくあっさりだけど食べごたえのある味でいくらでも食べられる勢いです。

その後、野菜やあんこうを頬張りながらあっという間に2人前完食です。

今回初めてあんこうを食しましたが、これはハマる味ですね。
冬はふぐも美味しい季節ですが、今後はあんこうも自分の中で付け加えて食べて行きたいと思います。

終わりに

今回初めて茨城空港を利用しましたが、上述した通り茨城空港はコンパクトだけど利用者の利便性を最大限に配慮した使い勝手の良い空港だったと感じました。

また、春秋航空を始め、今後Vairなど海外のLCC航空会社が就航しているのは旅行好きの自分としては凄く羨ましい環境であると思います。
空港までのアクセスも格安で便利、航空機代もLCCで格安となれば茨城県民の方々や東京を始め近郊の方々も気軽に海外旅行に行けそうです。

使い方によっては、自分のような北海道民でも茨城空港をハブ空港にして上海や台湾に格安で行くことが出来るプランも練ることが出来そうなので、早速その辺りも調べていこうと思います。

あんこう鍋も美味しかったし、格安で茨城に来る機会があればまた行ってみたいと思う感想でした。

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