赤字を出さない家計管理。無駄な消費を抑制し40%以上の貯蓄をキープする方法。
北海道の夏はあっという間に過ぎ、秋風が吹くのを感じながら1ヶ月すぎるのは早過ぎるなと感慨深い気持ちになっています。
さて、8月は本当にあっという間に過ぎた気がします。
夏はイベントが多く、毎週末予定が詰まっていたり、都市伝説のお盆休みを羨んだりしながら1ヶ月が経ちました。
そんな我が家の家計簿を今月も金額入りで公開します。
目次
『パーセンテージ家計簿』の付け方
我が家は『パーセンテージ家計簿』で家計管理を行っています。
パーセンテージ家計簿とは、固定費以外の支出と貯蓄額を、収入の何パーセントと決めて予算繰りし収入の上下に連動し予算額が変わっていく管理方法です。
支出について我が家の場合だと、『光熱費』『生活費』『移動費』『ガソリン代』『通信費』が変動する支出になりますので、それぞれ、光熱費が5% 生活費が18.5% 移動費が1.5% ガソリン代が4.5% 通信費が2.0% と割り振りしています。
生活費については、他の家計で分けられているであろう『食費』『日用品費』『外食費』など全て含まれています。
これは、少しでも家計管理を簡単にかつスピーディーに完結させるためのものです。
我が家も以前は細かく仕分けしていたのですが、品目毎に仕分けする時間が全く無くなってしまってからはこの方法に変えています。
そしてこのパーセンテージ家計簿において一番重要なのは『貯蓄』を収入に対し何パーセントにするかです。
沢山の家計管理雑誌やFP著書本で、貯金は家計の◯%を目安にしましょう!と書かれていますが、実際の貯金額って5万円とか金額で決めることが多くないでしょうか?
そうするとライフイベントや収入によってパーセンテージが変化してしまい、目標としていた20%とか30%の達成に狂いが生じてきます。
そこを、このパーセンテージ家計簿なら、収入が上下しようが毎月一定のパーセンテージが自動的に貯金額に決定されます。
残業が多い月なら、残業代も含まれた収入の何パーセントが貯金に回ったり、育休や時間短縮勤務で収入ダウンした時も、その内の決まったパーセントが貯金に組み込まれるので、無理なく身の丈にあった貯金ができます。
ちなみに我が家は、29%を貯蓄額に設定し先取り貯金をしています。
先取り貯金はどの家計管理本やブロガーさんを観ても、貯蓄する上で必ず推奨する、言わば貯金絶対ルールです。
当然我が家も、29%を直ぐに 住信SBIネット銀行 に貯金しています。
そして、この家計管理方法では『予備費』も重要な項目の一つになります。
『予備費』は、収入から固定費と貯蓄、変動支出予算を差し引いた残りの金額が全て充てがわれます。
基本的に生活費等の予算から赤字が生じた時、予備費から計上となりますが、逆に予算内で収まれば全て貯金額へ流れます。
『予備費』=『後取り貯金』になるんですね。
ここが1ヶ月の家計管理の努力の指数にもなってきます。
各項目が予算内で収まることで、結果的に予備費を含め、予算から浮いたお金は全て貯蓄に回ります。
この結果、先月は37.3%先々月は35.1%と、予算時点での29%を上回る貯蓄額を毎月行うことが出来ています。
8月の予算
さて、そんなパーセンテージ家計簿を用いて作成した8月の予算はこうなりました。
我が家では夫婦で 住信SBIネット銀行 の口座開設をし、
目的別貯金とカード払い、家賃は夫のSBI銀行口座。
住信SBIネット銀行は同行の振込であれば何度でも手数料無料で行えますし、セブン銀行などのコンビニATMでも手数料無料、振込も月3回まで無料と良い事尽くしなので、会社員など日中銀行に行けない人は、夜自宅に帰ってからゆっくりと振込や家計管理ができるので大変便利です。
8月の決算
あっという間の8月を終え決算はどうなったかというと
子供が産まれてから中々このパーセンテージまで上げることが出来なかったので、頑張った我が家を褒めてあげたいです。
各項目別としては、予算よりも4.7%も抑えることが出来た『生活費』が目標達成に一番貢献出来た項目です。
その他、ガソリン代も今月は外出を極力抑えたので1.7%と良好、光熱費は、夏場は毎月この位で収めることができています。
そして、それぞれの項目が予算内に収まったお陰で、予備費を使用すること無く32,000円が丸々貯金へとスライドすることが出来ました。
先述した通り、この予備費をいかに使わないで1ヶ月やりくりできるかが貯蓄率の伸びに繋がってくるので重要な項目です。
ただ、この40%超えには理由と動機付けがきちんとあるのです。
44.9%の貯金が出来た理由とは
先日、マレーシア行きの格安航空券をゲットし、今年2回目の海外旅行に出かけるわけですが、年末までの目標貯金額250万円にあとどの位で達成出来るかシュミレーションをしてみました。
その結果、現在のペースでは目標達成に若干及ばない可能性が出て来ました。
そこで、夫婦間で支出について話し合いをし、日々の生活の中で抑えられるところはできるだけ抑えていこうという意識の統一を図りました。
その結果、8月は殆ど外出イベントもなく、外食も出来るだけ控えるようになりました。
日頃の夫婦相互での意識付けが今月の44%貯蓄率を達成したと言えます。
10月の旅行で支出は増えますが、そのおかげで夫婦の節約体質が意識付けられたので、自分たちの趣味にお金を掛け、日々は質素倹約するとても良いサイクルで回った1ヶ月となりました。
まとめ
やはり、定期的に夫婦でお金の事について話し合うのは重要であると再認識したと同時に、何とかこのペースをキープし、年2回海外旅行に行っても目標貯金額250万円達成していきたいと思います。
COMMENTS & TRACKBACKS
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ボバさんの家計簿報告がすごいことになってますね!
家計管理オタクなモコは「我が家の家計簿は・・・世界一美しい!」と自我自賛していますが
ボバさんの家計簿もそろそろその域に達している感がありますな~
それは貯蓄額が良いから、という意味ではないんですよ「完成されているから」って感じかな。
PS
今年の夏休みに北海道旅行を計画したのですが・・・やはり北海道は広くて遠かった~一泊二日程度では
札幌辺りをウロウロで終わりそうで断念しました。結局行先は長野へ変更、初の家族三人旅でした。
三男はもう高1なので、家族旅行もこれで本当に最後になるでしょう。
モコさん。
お褒め頂き光栄です(*´∀`)
思えばモコさんに2年前初アドバイスを頂いてから、試行錯誤を繰り返しようやく自分のスタイルに合った家計簿が出来た気がします。
本当に感謝していますm(__)m
いつかモコさんの黄金比家計簿を拝見してみたいものです(笑)
北海道1泊2日は仰る通り札幌近辺に限定されてしまうかもしれませんね。
ただ、札幌だけでも美味しいものは沢山あるので、グルメ旅と割り切ればアリかもしれません☆
子供さんが親御さんと一緒に行動しなくなるのは、私の周りでも男の子を持つ親がよく寂しがっていますね。
私なんかは、早く独立する姿を観てみたいと思う派なので、まだ寂しさの想像はありませんが、きっとその日が来た時は寂しいものなのでしょうね。