共働き家庭の7月の家計簿を公開。毎月無理なく貯金できるのは自作エクセル家計簿 パーセンテージ家計簿のおかげ。
うちの職場は20代女子が多いということもあり、結婚して数か月という新婚生活を送っていながら働いている職員が年間を通して数名はいます。
ただ、結婚当初は家計簿を一所懸命つけて、頑張って家計管理をしようと思いながらも、平日は家事に追われ土日は外出や趣味の時間に充てたりして中々家計簿をつける暇もなく、途中で挫折してしまうパターンにハマってしまい、どうしたら家計管理が上手くいくか相談を受けることがあります。
そういった相談は大体が女性側からになりますが、やはり殆どの家庭では女性が家計管理を行っていることが殆どのようです。
統計調査でも45.0%の家庭が妻が家計管理をしているという結果も出ています。
参照 SUUMOジャーナル
目次
はじめに
そんな中、我が家のように夫である私が結婚当初よりずっと家計管理を行っているのは珍しいようで、職場の上司や後輩からも興味本位で相談や方法論を聞かれる事が少なくないのですが、我が家も結婚当初から健全な家計管理が出来ていたわけではなく、貯蓄モードに気持ちをシフトしたのはちょうど妊娠発覚のタイミングでした。
しかし、当初の家計管理はスタンダードなやり方で、レシートを見ながら一つ一つ項目別に分け手書き家計簿に記入したりしていましたが、共働きで時間の限られている自分にとって長続きはしませんでした。
収入は二人の給与明細を見れば把握は容易でしたが、支出が細かく項目を分けすぎたせいもあり、締日には1万円以上も金額が合わなかったり、使途不明金が数万円になってしまうことも往々にしてありました。
そこで、市販家計簿ソフトを用いて家計管理を行いましたが、機能が豊富な分、打ち込む作業が増えてしまい、やっぱり時間ばかり浪費する自分には適さないものでした。
時間ばかり掛かって全く無駄なことをしていることに嫌気がさし、一度は家計管理を止めようかとも思いましたが、このまま無作為にお金を消費し続けてはいけないと感じていた私は、このカタテマゴトの前身となるブログを立ち上げ、家計管理ブロガーさんや読者の方のアドバイスを貰いながら、先ずエクセルで自作家計簿を作成し使い始めました。
自作家計簿の作り始めは、記入に時間を要してしまったり、打ち込むことに満足してしまい、振り返りの機会を持つことがないなど、試行錯誤の日々でしたが、徐々に自分の使いやすいようにアイデアや家計管理論を取り入れたりしていくことで使い勝手が向上し、管理の方法も『金額ベース』の予算取りではなく『割合ベース』の考え方にシフトし、そこからさらに改編を加え少しづつ体系化し現在の自作家計簿『パーセンテージ家計簿』運用に至りました。
パーセンテージ家計簿の概要とメリット
この、パーセンテージ家計簿については既に何度もこのブログで紹介しているので詳細は割きますが、ざっくり言うと、毎月の貯金額を金額ベースで予算立てするのではなく、収入に対するパーセントを予算立てする家計管理になります。
関連記事 エクセルで自作家計簿。我が家のパーセンテージ家計簿は攻守ともにバランスに優れた家計簿と自画自賛。
このパーセンテージで管理することの一番のメリットは、毎月の収入に増減があっても無理なく貯金ができるという点です。
例えば、毎月5万円を貯金しようと予算繰りしていた場合、毎月の給与が50万円だとしたら5万円を貯金に回すのはそれほど大変ではありません。
しかし収入が25万円に減ってしまった場合だと、5万円の貯金を捻出するのは家計にとって厳しくなると思います。
それが、パーセンテージ家計簿だと収入に対して10%分だけを貯金するとあらかじめ決めておくと、50万円の収入時は5万円の貯金、25万円の収入時は2万5千円を貯金するという風に、その収入に応じ無理なく貯めることが出来る仕組みです。
このパーセンテージ家計簿では、生活費から貯金まで全て収入に対する割合を決めておくので、もし収入が下がっても、生活全体の縮小を自動的に図るため、貯金額だけにしわ寄せが生じることも殆どありません。
また、パーセンテージ家計簿はエクセルにあらかじめ数式を入力しているので、毎月の給与さえ打ち込めば自動的に各項目へ金額を振り分けてくれます。
この自動化のおかげで、今まで家計管理に一時間は要していた労力はたった10分前後で行うことが出来るようになりました。
パーセンテージ家計簿のエクセルソフト化
まだまだ進化の余地はあるパーセンテージ家計簿についてですが、実は今年の目標でもあった『ソフト化』について、知人の力を借りながらようやく形になり始めました。
元がエクセルファイルなので、ソフト化とまではいきませんが、見た目を少しでも家計簿ソフトのようにしようと試み、先月より使い始めています。
今までエクセルで管理していたパーセンテージ家計簿なので、基本的にエクセルでの管理は変わりません。
カスタマイズも素人でも可能なようにエクセルの形を残しつつ、知人にマクロを仕込んでもらったため、ボタン配置や日付の自動化などいくつか改善点があります。
また、アイコンとミニグラフを入れることで若干雰囲気がソフトっぽくなっています。
その他、年間の各項目ごとの動きをグラフ化しています。
では、リニューアルしたパーセンテージ家計簿を使用した今月の決算はというと
7月の家計簿内訳
今月は異動の影響もあり若干給与が上がり収入が増えています。
その影響で生活費を始め各項目の予算が若干上がっています。
それに対して、ほぼ全ての項目で予算内に収まっていますが、口座分の生活費だけが赤字となってしまいました。
これは、JALカードの年会費と、Amazonプライムの年会費及びプライムデーでの買い物が足を引っ張ってしまいました。
結果的にそれ以外が健闘したので貯蓄率は34.5%と難なく30%を超えることが出来一安心です。
まとめ
以前から目的にしていたパーセンテージ家計簿の改編を達成でき満足しながらもまだまだ改善する細かい点は勉強を重ねていかなくてはなりません。
また、いくら家計簿ソフトを使っても、実生活でキチンと家計管理が出来なければ豚に真珠、無用の長物です。
今回の手作りエクセル家計簿で年間のグラフ化や比較対象を行うことで我が家の分析力を高め、より健全な家計管理を図っていきたいものです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回作成したエクセル自作家計簿『パーセンテージ家計簿』を下記よりダウンロード可能です。
個人で使用しやすいようにカスタマイズでの使用は構いませんし、リンクもドシドシ行って頂いて構いませんが、著作権は当カタテマゴト作者に帰属します。
オリジナル及び改編後の再配布の際は当サイトのご紹介をご一筆頂けると嬉しい限りです。
パーセンテージ家計簿ダウンロードはこちらから。
(マクロが含まれていますのでマクロを有効に設定しご使用ください)
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