無料航空券が貰えるくらいマイルとポイントをガッツリ貯めている共働き家庭が使用しているクレジットカード3枚とは。

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少し前の話ですが、2010年6月18日に貸金業法の改正に伴い総量規制というものが導入されました。
理由としては、消費者金融などの貸金業に対し過剰な貸付を抑止することが目的ですが、この時、クレカ業界で話題になったのはクレジットカードのキャッシング枠も適用となった事でした。

例えば年収400万円の人は総量規制により収入の1/3までしか(例外を除いて)お金を借りることが出来ませんが、この1/3枠にキャッシング枠が組み込まれるため、クレジットカードを複数枚保有していると、それだけで総量規制限界を迎えてしまう場合があります。

もちろん、私のようなキャッシング等でお金を借りることは無い方には関係ない話しかと思われますが、ただ、この総量規制の影響で新たなクレジットカードを作成する際に規制に引っかかってしまい、クレジットカードを新たに作ることが出来ない場合があるのです。

その為、我が家では2010年の段階で、年会費無料等の理由で放置していたクレジットカードを全て解約し必要最低限なクレジットカードのみに絞込を行いました。

それから早5年が経過しその間、陸マイラーにとっては厳しい冬の時代が到来したり、高還元カードが改悪に改悪を重ねたりなど、クレジットカードポイントについても色々と変化が出ています。

そこで我が家でも改めて、現在使用しているクレジットカードの目的や使用頻度、そして積算したマイルがどのくらい貯まっているかを見直し整理してみることにしました。

我が家のメインカード

先ず、我が家でのクレジットカードポイントの目的はマイルを貯めることです。

趣味が旅行という我が家では、いかに格安で旅行に行くかが家計管理と同じくしての目的で、実際昨年もマイルで台湾旅行に行ったり、今年も貯まったマイルで海外旅行を計画しています。

その為、マイルを貯めるためのクレジットカードを第一に上げていますが、陸マイラー以外の方でも十分高還元カードに該当すると思います。

そんな我が家のメインカードは、やはり航空会社のクレジットカードである icon-external-link  JALカードです。
ANA派かJAL派かと分かれる部分はありますが、後述するnanacoとの相性を考えると断然JAL派になります。

JALカードにも種類は沢山ありますが、私が使用しているは普通カードです。
ゴールドカード等の方がマイルが沢山貯まりますが年会費が高過ぎるので普通カードを保有しています。

その普通のJALカードを簡単に整理すると

年会費:2,160円(+ショッピングマイル加入3,240円)
ポイント還元:100円につき1ポイント(ショッピング加入時)
特典:毎年初回搭乗1,000マイル 搭乗時マイル10%上乗せ 特典航空券引換時割引あり WAON支払いで200円につき1ポイント付与

となっています。
要は、JALに搭乗する人にはマイルが貯まりやすくなっているカードですね。

ちなみに我が家では昨年このカードだけで年間240万円位使用しています。

これは、家計の支払いだけでなく会社の航空券や研修費等を含んでの金額になります。
これだけで約24,000マイルは貯まっています。

更に、WAON使用時ポイント付帯などこのカードの特典全てを活用したのを積算してみたところ5,800マイル貯まっていました。

正直ショッピングマイル加入含め5,400円の年会費は安くはないですが、特典付与のマイルだけで元は取れているので悪くはないでしょう。



陸マイラーを助けるサブカード

サブカードですが、使い勝手の良さを考えると我が家のポストJALカードに値します。

それはポイント還元が2%と大きく、nanacoへのチャージでもポイントが貯まるリクルートカードプラスでした。
しかし、2016年9月にこの高還元率が廃止となってしまう為、現在のサブカード候補はリクルートカード icon-external-link に変わろうとしています。

icon-arrow-circle-right 少し力技!?10万円以上のコンビニ払いを1枚のnanacoカードで済ませる方法。

年会費:無料
ポイント還元:月使用合計の1.2%
特典:ポンタポイントとの相互交換可能 リクルート系サービス使用は更にポイント付与 nanacoチャージでポイント付与

何と言っても、このご時世で1.2%のポイント付与は大きいです。
また、一番のこのカードのメリットはJAL系陸マイラーと相性が良い点です。

このカードで貯まるリクルートポイントはポンタポイントに変換(1:1)が可能になりました。
これにより、リクルートポイントの使い勝手がグッと向上したのはもちろんですが、このポンタポイントはJALマイルにも交換が可能なんです。
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リクルートカードHPより

以前は、リクルートポイント⇒JMBPontaカード⇒JALマイル という手順を踏まなくてはならなかったのですが、現在はポンタポイント⇒JALマイルへ1発で交換可能となりました。

この交換による還元率は100円=0.6マイルとなっています。
公共料金コンビニ払いでは現在このカードが一番の高還元率になりますね。

私は昨年1年で、公共料金nanaco支払いと、ポンパレモール icon-external-link  でミネラルウォーターを定期的に購入するだけでしたが、15,990ポイントも稼ぐことができました。
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JALに搭乗する機会があまりない人や陸マイラー中心の人はこのリクルートカードプラスをメインカードにした方が年会費を含めお得に運用できますね。

自家用車の使用頻度が高い家庭用

陸マイラーとは離れますが、私の住む地域は田舎で公共交通網が発達していない為、自動車での移動が主な手段となります。

当然通勤も自家用車となりますが、平成元年車という古いクルマを好んで乗っている妻はいつどこで車が止まってもおかしくない状況で、もしもその時が来た場合対処すべき手段が素人の妻にはありません。

そこで、JAF等のロードサービスを保険として掛けておきたいところですが、JAFは年会費4,000円とそこそこの値段がします。

ここを出来るだけ節約するために、我が家はロードサービスが標準付帯している icon-external-link エネオスカードに入会しています。

エネオスカードはカードのタイプが全部で3種類あり、どれも年会費が1,250円掛かるのですが、カードSというタイプに限っては、年最低1回利用すれば年会費が無料になります。
eneosENEOSHPより
もちろんロードサービスが付帯しているので、実質ゼロ円でいざという時のロードサービスを受けることが出来ます。今のところ、ロードサービスは使わずに済んでいますが、不測の事態に応じていつでも使用できるように継続し加入しています。


不必要と判断したクレジットカードたち

さて、今回のクレジットカード整理において『必要ない』と判断したものがいくつかありました。

JMBローソンPontaカード

先述したように、以前はこのJMBローソンPontaカードが無いとJALマイルに交換ができなかったのですが、現在はリクルートカードから直でJALマイルに交換できるようになった為、無用の長物となりました。

幸い年会費は無料な為、保持していても実害はありませんが、冒頭で述べたように総量規制の対照になってしまうためキャッシング枠を外してしまおうと思います。

妻名義のJALカード

今まで一家全員でJALに搭乗していたので、ボーナスマイル1,000マイルと搭乗10%プラス、そしてWAONでのマイル積算目的で入会していましたが、今回見直してみるとJALは1年で1回も乗っておらず、WAONマイルも1,000マイル程しか稼げていませんでした。

年会費2,160円を支払ってまでのリターンは薄いため解約するか、家族会員1,080円に切り替えしようと思います。

まとめ

マイルを日頃の生活の中でコツコツ貯めていますが、今日現在でマイルと、マイルに変換予定のポイントを合算すると

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マイルだけで47,792マイル、これにポイント分32,995マイルを合算すると80,787マイルとなりました。

icon-external-link 以前の記事で家計の棚卸しについて書きましたが、こういったマイルも立派な財産だと思います。

今現在は燃料サーチャージも掛からないので、マイルを使って実質ゼロ円で海外旅行することも可能なので、東南アジア方面にでも行こうかと画策中です。
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JALHPより

いずれにせよ、こういった保有しているクレジットカードの定期的な見直しは、健全化家計管理において必要であると今回改めて感じる事が出来ました。