札幌ススキノにも話題の高級カプセルホテルがオープン!カプセルなのに快適でこれはリピート必須かも!?
2009年に大阪でオープンしたファーストキャビン
人気の理由は、ビジネスホテルよりは安く、既存のカプセルホテルよりも快適に泊まれるといった、ちょうどその間のニーズにはまった点です。
札幌に行く時私が定宿にしていたカプセルホテルソーレなんかも、既存のカプセルホテルよりは少しグレードが高く快適だったので気に入って利用していますが、いつも予約で埋まっており、中々泊まることが出来ないぐらい札幌におけるカプセルホテルは人気のようです。
そんな中、ビジネスホテルで全国チェーン展開しているルートインホテルズグループが高級カプエルホテルのコンセプトでススキノに2017年4月オープンしたという話しを聞いたので、出張の機会を使って宿泊してみることにしました。
目次
立地やアクセスなど
近隣には有名なジンギスカン屋や海鮮居酒屋、BARや大人の歓楽街などありとあらゆるものが徒歩圏内にある場所です。
最寄駅は地下鉄すすきの駅で徒歩3分と移動アクセスも良好です。
ただ、徒歩で行く際一点注意が必要なのは、今回宿泊したカプセルホテルの隣には、同系列のルートインホテルが建っています。
このカプセルホテルとルートインホテルは建物も受付も全く別になっていますので一見すると間違いがちでして、私も最初ルートインホテルのビルに入ってから違うことに気が付きました。
こちらの看板が目印でローソンを挟んでルートインホテルとカプセルホテルがあります。
料金やお部屋のタイプ
お部屋のタイプは全部で3種類あり、基本全て個室空間となっていますが、前室の仕切りがあるか、2段の上下どちらの部屋かなどの違いにより料金が異なってきます(公式HPでは料金が3,500円〜6,500円)
私が今回宿泊したのは、前室無し上段のタイプAでした。
部屋の広さや寝具は問題なし
一般的なカプセルホテルだと、カプセルという名の通り、寝るだけのスペースしかありませんが、高級カプセルホテルだけあって、ベッド幅も広く、天井の高さも大人が正座しても頭がぶつからないほど高さがある為、圧迫感がありません。
また、室内には物を置く棚やゴミ箱、コンセントも2つ設置されています。
そして個人的に一番嬉しかったのは空調が設置されている点でした。
カプセルホテルに泊まった事がある方なら経験があるかと思いますが、普通のカプセルホテルって室内がものすごく暑くなるんです。
狭い空間をロールカーテン等で仕切るため、どうしても熱が室内に篭ってしまい、私は夜中に暑くて目覚めてしまう事もしばしばでした。
しかし、このカプセルホテルは天井に空調が設置されているため、むしろ夜中は空調を止めないと寒いくらいだったので、室内を涼しく過ごすことが出来るだけでも快適でした。
設備やアメニティも十分
寝具については、簡易的な枕と布団ではなくビジネスホテルと同等の寝具を使用している為、カプセルホテルと比べて高級感がありました。
お風呂について、カプセルホテルによくある大浴場ではなくシャワールームとサウナのみでしたが、シャワールームの数も10個ほどありましたので、利用したい時に使えないということはありませんでした。
また、コインランドリーや飲み物とフードの自販機も同じフロア内にあるのでちょっとした軽食なども手間なく購入ができます。
無料朝食のラインナップは
ルートインホテルズグループの無料朝食は、このチェーンホテルのキャッチフレーズとしてよく聞きますが、グループである今回のカプセルホテルも同じように無料朝食がサービスについています。
今回宿泊した際の朝食の中身は、数種類のパン、サラダ、オムレツ、ナポリタン、数種類のドリンクとなっており、軽く朝食を済ますタイプの人なら十分な内容です。
私のように朝食が米派には少し物足りない感はありますが、それでも無料の範囲なので特に不満などはありませんでした。
また、朝食会場のラウンジにはセルフコーヒーと漫画雑誌などが陳列されていてラウンジ自体は24時間自由に利用する事ができるので、パソコンなどの作業はこちらで行うことが出来ます。
まとめ
今回札幌に出来た高級カプセルホテルに初めて宿泊をしましたが、この内容であれば十分なコストパフォーマンスではないでしょうか。
最近札幌のホテルは価格が高騰し続け、繁忙期であればアクセスの良くないビジネスホテルでも1万円を超える事も少なくありません。
そんな中で、高級カプセルホテルという選択肢の幅が広がることは、札幌で宿泊費を安く抑えたい旅行者や、サラリーマンにはありがたい話しですし、安さと快適さを求めるタイプの人には丁度マッチングしているタイプのホテルだと思います。
宿泊料金は時期により上下しますが、今回宿泊する際もほぼ満室でAタイプしか空室が無かったため、予約する際は早目の予約が良いかと思います。