日本全国ホテル不足!ホテルの値段高騰で半年前の予約でも厳しい現状が。

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エンブレム問題で話題の東京オリンピックですが、オリンピックといえば世界中から観光客がこの島国日本にグワッと押し寄せてきます。
そうなると当然、東京を始めとした各大都市圏へ外国人が宿泊することになりますが、その中で最近よく言われているのが『日本はホテルの数が少ない』と言うことです。

ホテルといえば、サラリーの私なんかは先ず最初にビジネスホテルを思い浮かべますが、その他にもレジャーホテルやシティホテル、特にオリンピックに関連して不足と言われているのが高級ホテルなんだそうです。

世界的に、大都市圏には高級ホテルが多数存在していますが、日本では特に地方中核都市に高級ホテルが少ないです。
観光客の中には、一般庶民からセレブまで様々なタイプの人が訪れますが、最初から高級ホテル一択のお客も多いらしく、札幌市なんかは特にこの問題に直面しています。

そんなホテル不足を裏付ける統計と、このままホテル不足が続くと私達一般旅行者にどんな影響が出るのかを調べてみました。

観光庁の「宿泊旅行統計調査」平成27年5月分によると、先ず外国人観光客の増加が続いており、昨年同月比で53.0%増の567万人が1ヶ月で宿泊しています。
年間で昨年より50%も外国人観光客の数が増えていますが、中でも中国/韓国/フィリピン/香港のアジア圏環境客が激増しており、中国人は前年同月日161.3%と2倍以上も観光客が増加してます。

主な宿泊客が外国人ということもありますが、人気都市は、東京、大阪、京都と続いており、次いで北海道や九州などの地方都市が人気の様子です。

次に各都道府県の客室稼働率についてですが、一般的に稼働率が80%を超えるとホテルの予約が取りづらいと言われています。言わば需要過多になり、結果的にホテルの宿泊料が上昇していきます。

そこで、日本人も多く旅行に行くゴールデンウィークのある5月を例にとって調べてみると、全国平均でシティホテルは80.3%と80%オーバー、都道府県別で見ると京都府のシティホテルが88.9%でトップ。次いで大阪府、千葉県と続いています。

京都大阪は観光地として外国人日本人両方に好まれますが、千葉県はディズニーランド効果で日本人観光客が多く訪れることから客室稼働率の上昇が見られたと推測します。

同じくビジネスホテルにしても多くの都道府県で80%を超える稼働率となっており、かなり宿泊先には難儀する裏付けとなっています。

実体験ですが、ゴールデンウィークと同じ大型連休である9月のシルバーウィークに、札幌で結婚式があり家族で招待されたので2ヶ月前からホテル予約を取ろうとしても空室が殆どなく、やっと予約できたホテルも普段なら1万円を切るくらいの価格が1万5千円ですから約50%のインフレです。

しかも今回のように多少高くてもホテルが予約できれば良い方で、後輩なんかは探し始めるのが遅かったばかりに、全く空室がなく、24時間銭湯に宿泊するハメになりました。

このように地方都市の札幌でさえも、大型連休を始め土日祝日はどこも満室な状態のため、予定が決まっていれば少しでも早く予約することが一番の節約になると思います。

ちなみに、格安ホテルの宿泊先を探すのは私が実践しているこの方法が便利ですが、

面倒だという人は、最低限じゃらんHotels.comの2社を比較して安い方を選ぶのが良いでしょう。

2020年までには沢山のホテルが建設される予定ですが、私達庶民もリーズナブルに泊まることが出来る、シティホテルやビジネスホテルの数も多くして宿泊コストが少しでも下がるようにして欲しいですね。

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