simフリーのHuaweiスマホを修理に出してみたので、修理依頼から返却されるまでの期間や修理費をまとめてみた。

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ここ数年の間に格安simがどんどんと話題になり、それに伴ってシムフリースマホも沢山のメーカーや機種が日本で発売されている時代となっています。

実際格安sim+シムフリースマホでの運用は、大手3キャリアと比べて料金が割安になる場合が多いため、今後も需要が伸びていくものと思われます。

ただ、格安sim+格安スマホが大手3キャリアより全てが優れているかと言えば決してそういうわけではなく、例えば、万が一故障時の保証だったり、故障時に店頭に行けば何かとアドバイスや対応をしてくれるという場合もあります。

simフリースマホは3キャリアのように近くのショップは多くありませんので、購入する際は家電量販店やネットショップで注文するか、格安sim業者からセットで購入する場合が多いです。

そのため、保証自体もメーカー保証が中心となり自分でメーカーに連絡をするなど全ての手続きを自分自身でしなくてはなりません。

そんな自己対応が求められるsimフリースマホですが、今回私自身の身にも降り掛かったsimフリースマホの故障について、初期対応から実際手元にスマホが戻ってくるまでを纏めてみましたので、修理に出す期間や、修理にかかる費用など不安に思っている方はご参考にしてみて下さい。

目次

今回故障した機種とその症状

昨年10月にスマホ未体験の親戚あてにHuawei社のP9LITEという当時人気の高かった機種を購入しました。

スマホ初心者の親戚は四苦八苦しながらも、何とか電話とメール、動画写真閲覧くらいは使えるようになりました。

そんなスマホを使いだしてから数ヶ月が過ぎた頃、私宛に電話が入ります。
「カメラを使おうと思ってボタンを押したら画面真っ暗で何も映らない」

何か使い方が悪いのではないかと疑って掛かっていた私ですが、実際自分でも試してみるとカメラ画面は真っ暗。

聞くと、購入してから一度もカメラは使ったことがなく、使ったのは今回が初めてとのこと。

これは初期不良だなと思った私は直ぐにファーウェイのサポートセンターに電話してみることにしました。

サポートセンターの対応とその方法

ファーウェイのスマホにはサポートセンターとコンタクトを円滑に取れるよう初期アプリが導入されています。

そこで、その初期アプリを起動しファーウェイコールセンターに電話をしてみました。

オペレーターには3分ほど待たされて後、繋がりました。

オペレーターの方に事情を説明すると、初期不良の可能性が高いが実際の現物を見てみないと判断は難しいとのこと。

場合によっては保証対象外となり修理費が発生してしまうこと。

また、初期不良だとしても購入後1ヶ月以内であれば新品交換となるが、それ以降だと部品交換の可能性もある。

サポートは東京にあるファーウェイ修理センターへ送る形となるが、送り方は直接ユーザー自身で郵送するか最寄りのYモバイルでの代理対応も可能とのこと。

それを聞いた私は早速最寄りのワイモバイルショップへ持ち込んでみることにしました。

修理に出す際の留意点

ワイモバイルに修理に出す際、注意しなくてはならないのは、店頭によっては代替機を用意できない店舗があるので、事前の確認と、代替機が無い場合自分で機種を用意する必要があります。

大手3キャリアは修理の際代替機を貸し出してくれる場合が殆どですが、ワイモバイルは店舗によって代替機を用意できない場合があるそうです。

実際私が行った店舗では「代替機は出せません」と言われ自分で用意しなくてなりませんでした。

そういった場合も想定し、機種変した際に使わなくなったスマホ、または(格安simをドコモの電波で使っている人なら)ドコモで使用していたスマホを手元に用意しておきましょう。

また、代替機の有る無いに関わらず、当然ながら電話帳やメール、LINE、写真などのバックアップはしておく必要があります。

修理に出した段階で初期化されることは必須なので代替機に移行しておくなりデータの保管には注意が必要です。

使用している機種がAndroidであれば、連絡先とメールはグーグルアカウントに紐付けできますし、写真類はグーグルドライブにコピーしておけば機種を変えても問題なく変更した機種に元に戻すことが出来ます。

あとはゲームなどのアプリデータも必要な人はバックアップまたは移行手続きを行っておきましょう。

ワイモバイルショップでの対応

最寄りのワイモバイルショップに確認すると、たしかにsimフリーのHuaweiスマホを受取代理店になっているとのこと。

早速修理依頼をお願いしてみました。

持参する際必要な書類は

1.故障している端末本体
2.メーカー保証書
3.どこでいつ購入したかわかるレシートや領収書、購入証明書など
4.運転免許証などの身分証明書

これらの書類を渡して故障の状況などを伝えることで大体40分程度で手続きの方は完了となりました。

手続きの際に連絡先電話番号とメールアドレスを伝えておくことで、修理完了時点でファーウェイからメールでの連絡が来ます。

修理開始から手元にスマホが戻ってくるまでの期間と対応

今回2月8日に修理の持ち込みをして2月14日にはファーウェイサポートセンターから発送のメールが来ましたので実質6日間しか掛かっていません。
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当初ワイモバイルの店員さんからは2~3週間掛かるかもしれないと言われていたので、この対応の速さには驚きでした。

しかも、今回は無償の保証対象となり本体自体を無償で交換をしてもらえるなどアフターサービスの良さも感じます。

早速届いた中身を開封してみると、先ずはアフターサービスの案内が。
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案内を外すと、中に本体交換をしてくれたP9Liteが入っていました。
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スマホ本体を起動し初期設定を済ませ、今回故障となっていたカメラを起動すると当然問題はありません。

また、新年のご挨拶のお礼品ということで
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こんなノベルティも同包されていてファーウェイのホスピタリティの高さを感じるとともに、すっかりファーウェイのファンになってしまいました。

まとめ

今回の経緯を簡単に要約すると

1.カメラが初期不良で使用できなかった
2.気がついたのは購入後数ヶ月経ってから
3.修理はワイモバイルに持ち込むか着払いで郵送
4.修理にかかる日数は6日間だった
5.部品修理ではなく本体交換を修理費無料でしてくれた

といった経緯になります。

今回のようにsimフリースマホや格安スマホと呼ばれる製品は基本的に携帯ショップ対応ではなく、普通の家電と同じくメーカー対応になります。

そういった点では、大手3キャリアと比較して不便な点はあるかもしれないと思っていましたが、今回Huawei社の対応を経験してみた限りでは特段ストレスもなく円滑だったと感じました。

また、ファーウェイ社は東京銀座と大阪梅田にカスタマーサービスセンターを店舗として構えているため、アップルストアのように持ち込みで修理や相談も行えるアフターサービスもあります。

その他、今回の私のようにワイモバイルショップに持ち込み修理依頼も出来ますが、自分自身でコールセンターに連絡し宅配修理も往復送料無料で行ってくれるサービスもあります。

Huaweiのスマホシェアは世界第3位となっており、日本でもシムフリースマホ市場ではASUSと並んで圧倒的にユーザーが多いと感じています。

こういったアフターサービスの良さが拡がれば、ますますシムフリースマホに乗り換えをするユーザーが増えていくかもしれませんね。

【2018.07.07追記】
2018年6月20日より、銀座・梅田に加え、札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・広島・福岡の全国7都市での持ち込み修理が可能となりました。

HPicon-external-linkを観ると、即日修理対応可能となっていますので、お近くに店舗がある場合、持ち込みのほうが早そうですね。

ただ一点注意しなくてはならないのが、上記店舗での修理はSIMフリー機のみが対象となっています。
大手3キャリアで購入したHuaweiスマホは修理対象とならない事が注意書きに書かれていますのでお気をつけ下さい。