家計簿を続けることは簡単!?自分に合った家計簿を使って継続する5つの方法。

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年が変わり2017年となりましたが、この年が変わったタイミングで「今年こそは家計簿をつけてみよう!」と一念発起しようと思う方も多いのではないでしょうか!?

ただ、最初はモチベーションも高く、1月2月と家計簿をきちんとつけていたはずが、徐々に家計簿を付ける機会が減って年末頃になると、ほぼ白紙の家計簿が手元にあるだけということありませんか?

私も数年前までは、継続して家計簿を付けることが苦手で、白紙の家計簿が何冊もそのまま…なんてこともありました。

しかし、毎年工夫しながら自分に合った家計を作り続け、現在使用している『パーセンテージ家計簿』となってからは毎月の家計記録を白紙にすることなくやり続けることが出来るようになりました。

ズボラだった私が続けることが出来るようになった理由として、自分の性格やライフスタイルに合った家計簿を作り出すことが出来たというのが大きな理由となりますが、その家計簿との相性を見つけるまでが一苦労です。

そこで、私自身を振り返りながら「あなたにあった家計簿」を見つけるためのちょっとしたコツを5つ上げてみましたので、今年こそは家計簿を継続させる!とお思いの方はご参考にしてみて下さい。

家計簿は目的(ツール)であって目標(ゴール)ではない

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まず始めに、家計簿をつける上で大切なのは、家計簿はツールであってゴールではないことを忘れてはなりません。

私は何のために家計簿を付けるかと言うと、家計のお金の流れを把握・管理することで『貯金』や『節約』など目的に応じたお金の流れを可視化することが大きな目的です。

いわゆる『どんぶり勘定』では自分の家にお金が幾ら貯まったかは分かりませんし、無駄使いしても何に使ったか分からなければ反省し次に活かすことが出来ません。

こういった、家計のお金をマネジメントするためにも家計簿というツールを活用してお金の流れを透明にしてあげるのです。

いくらキレイな家計簿を作り上げても、家計が赤字では家計簿の意味をなさなってしまいます。

繰り返しになりますが家計簿に力を注ぎこむのではなく、あくまで家計をコントロールできる力を身につけることをゴールにしましょう。

自分の性格やライフスタイルにあった家計簿を考える

では実際どのように家計簿をつけていくかという話になりますが、冒頭で述べたように、ここでは自分に合った家計簿を選ばないと途中で挫折してしまうリスクは高くなってしまいます。

家計簿で一番最初にイメージするものと言えば、書店等で販売されている手書き式の家計簿を思い浮かべる方が多いでしょう。

また、最近ではレシートを写真に取るだけで家計簿が作れる家計簿アプリも数多く公開されています。

同じく、パソコンソフトでも有名どころではテキパキ家計簿マァムのような市販ソフトやフリーソフトなども公開されています。

その他、私が作成したような自作で自分に合ったエクエル家計簿を作る方もいるでしょう。

このように家計簿と一口で言っても無数の種類や方法があるのでどれが自分に合うものか迷ってしまうのは仕方のないことです。

私も現在のエクセル家計簿にたどり着くまで、手書き家計簿から家計簿アプリまで色々な家計簿を試し挫折を繰り返してきました。

次に、自分が使用した体験を振り返って、なぜ家計簿が継続できなかったのかを考えていきます。

それぞれの家計簿を使用して感じた相性

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手書き家計簿との相性

書店に並んでいる家計簿を手にとって見たり、最近では100均でも家計簿が販売されています。

また、主婦向け雑誌の年末付録にある手書き家計簿を使ったことがある方もいらっしゃると思いますが、あなたはその家計簿を1年間続けることができましたか。

残念ながら私は全く続けることができなかったタイプです。

手書き家計簿や雑誌の家計簿にはページをめくって直ぐに「今年の目標」や「1年の書き出しをしよう」等とこれから1年を頑張ろう!という書き込み欄がよくあるかと思います。

私は毎年ココだけを書いて、その後家計簿を開くことなく年末にゴミ箱行きとなってしまう事が何年も続いていました。

その理由として、手書き家計簿の多くは既にテンプレートで支出項目が決まっており、その項目に沿って予算決算を計算していかなくてはなりません。

その為、レシートから『食料品費』『日用品費』などと項目を計算し仕分けしていく作業が必要となります。

また毎日家計簿を開く時間の無い私は1ヶ月に何度かまとめてその作業を行っていました。そのためには、買ったレシートを保存して置く必要がありますが、レシートばかりがどんどん溜まりぐちゃぐちゃになってしまうのも凄くストレスを感じていました。

支出項目が決められているのが使いにくく、自分流に手書きで家計簿を作成したこともありますが、こちらもどうしても手計算での集計は必要となります。

こういった細かい計算は嫌いではないのですが、数字が合わなかったり、レシートを保管しておく煩わしが性に合わず結果的に私は「手書き家計簿」に不向きということが分かりました。

家計簿アプリとの相性

次に、タッチするだけで直感的に使用することが出来たり、レシートを写真取るだけで家計簿作成ができるスマホアプリはどうだったのでしょうか。

我が家は1週間に1回、食料品を購入するので1ヶ月(4週間)で4枚のレシートが溜まります。その他、日用品費はポイント5倍デーなどを利用し2週間に1回ドラッグストアで買い物をするので1ヶ月で2枚。

外食は月2~4回として更にレシートが溜まります。

レシートが発行されるたびに家計簿スマホアプリを開いて写真に収めればよいのでしょうが、明日でいいやという後回しの考えからついつい先延ばしにしてしまったり、カメラで撮影するのが億劫になってしまい、先程の手書き家計簿と同じくレシートがどんどん溜まっていきました。

また、家計簿アプリの読み取る数字が正確になればなるほど、最終的に1ヶ月の決算をする際、1円単位で金額を合わせないと収支のバランスがおかしくなり「使途不明金」が多くなってしまいます。

細かく計算するタイプの方には家計簿アプリはオススメ出来ますが、私のような適当タイプにはこのスマホアプリは正確で細かすぎで逆に相性が悪いことに気が付かされました。

パソコンソフトも同様で、精密になればなるほど金額を合わせることばかりに時間を要してしまい、結果的に消耗し挫折に繋がってしまうのです。

家計簿を継続させることが出来る5つのポイント

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ここまで読んで頂き、もし「そうそう同じだ」と感じた方がいれば、それは私と同じタイプで、家計簿がつけられない理由は「細かい作業が苦手」と「継続した作業が苦手」のどちらかまたはその両方の性格の方だと思います。

そういった家計簿を付けるのが苦手な方に、私が実際にその苦手を克服した方法を少しだけ掘り下げていきます。

細かい作業が苦手

家計簿を1円単位で付けるのが手間だったり時間ばかり掛かってしまう方は、支出の仕分け項目を少なくすることをオススメします。

例えば、我が家の『生活費』という項目は『食料品費』『日用品費』『外食費』『子ども費』『交際費』など、家計簿によく書かれているテンプレート項目5項目を、うちの場合は『生活費』で一括りにして管理しています。
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以前は我が家もこれらの項目を一つ一つ予算立てしていましたが、項目を細分化すると、管理が難しかったり、スーパーで食料品を買ったついでに歯磨き粉を一つ買った場合など、それぞれ「食料品費」「日用品費」などレシートを観ながら勘定項目を手作業で仕分けしていかなくてはなりません。

手書き家計簿にしても家計簿アプリにしても、こういった細かい作業が時間と手間を要しストレスになってしまっていたので、現在は『生活費』一括りにしています。

日々継続して家計簿をつけるのが面倒くさい

仕事や家事をしていると、どうしても時間が足りません。

その為、家計簿を後回しにして先に優先となる課題を解決していきます。

そしていざ後になってから家計簿をつけようとしても、膨大な溜まったレシートや計算に面倒くさくなってしまうことは間違いないでしょう。

そういった時間の無い人や継続した作業が苦手な人は1ヶ月に1回だけ家計簿をつけるだけで管理できるような工夫をしましょう。

一番オススメなのは、家計管理中の王道『袋分け管理』です。

『袋分け管理』を簡単に説明すると、先ず各項目の予算額を決めたら『生活費』『医療費』などと項目を書いた封筒に現金を入れておいて、そこから必要な分だけを使っていくやり方です。
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このやり方であれば、支出の細かい計算をしなくても締日時点でその月に幾ら支出したか簡単に把握ができます。

買い物の度に支出額を計算し管理するのは、詳細に家計管理の分析するには正論だと思いますが、時間のない方や、継続して作業をするのが苦手な方は、あまり細かく管理しすぎない方が絶対長続きします。

予算と支出を簡単に集計しておく

上記した袋分け家計管理にしてもそうですが、支出額を把握することが出来るようになったら、今度は把握した項目の支出と手取り収入をメモ書きでもいいので何かに書き出す作業を行います。

ここで重要なのはストレスがかからないようように『簡単に書き出す』ことです。

先程まで述べていた『手書き』『アプリ』『自作』など家計簿の種類がこの部分に当てはまりますが、収入と支出の書き出しはどの方法でも構いません。

ただ絶対にストレスや負担になる方法を選んではいけないということです。

手書きが得意な人であれば手書き家計簿やノートにメモを記載するやり方、家計簿アプリが良ければスマホでの管理、私のような自作エクセル家計簿が良ければ自分流のデータファイルを作成するといったように、手軽に行えるものを選びます。
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ちなみに、袋分け家計簿と相性が良いのは、ブログ友であるhanaさんが icon-external-link  実践されている家計管理の方法です。
ブログでは細かく管理の仕方も解説されているので、とても参考になると思います。

また、自作エクセル家計簿であれば私の『パーセンテージ家計簿』も袋分け家計管理との相性は優れていると思いますので、自分流にカスタマイズしてご使用下さい。

パーセンテージ家計簿のダウンロードはこちらから

他にはザックリとアプリで管理したい人には有名どころではZaim icon-external-link  や、最近見つけたのはベルメゾンが提供している、貯まるメモいうアプリも見た目もシンプルで分かりやすくオススメです。

この毎月の収入と支出の管理を行うことで、自分の家がどの程度黒字なのか赤字なのかが一目で分かりますし、支出の項目ごとについても書き出しておけば、何の項目が支出の割合を多く占めているかなど、お金の大体の流れが分かります。

クレジットカードの締め日に翻弄される

クレジットカードの引落とし日と実際に使った日にちにズレがあるため、家計簿をつける上で『使用日』か『引き落とし日』のどちらで支出計上すれば良いか悩んだことはありませんか。

我が家の場合だと、以前は使用日をメモしたり、明細で確認して『使用日』で支出計上していました。

しかし、使用日を控え忘れてしまったり、毎回確認するのが面倒くさくなってしまい、上手く家計簿に落とす作業が出来ませんでした。

そこで、予算建ての段階でクレジットカードで使用する『生活費』『通信費』『水道光熱費』はこれくらい!とクレジットカード決済する予算項目を思い切って決めてしまうやり方に変えました。

そして予算内で収まった場合は余った分を『後付け貯金』に振り替えてしまうし、もし赤字になった場合は『予備費』から補填して引き落とし口座に不足分を入金しておきます。

たったこれだけの作業でクレカ明細を確認するという煩わしい作業から開放されるので、是非オススメです。

特別費が予算を超えてしまい収支がマイナスになる

1年のうちで、『自動車税』や『車検費用』などの車関係費、家電購入、旅行など年数回は高額な支出があるかと思います。

これらの支出を毎月予算立てしている『生活費』から計上してしまうと、ほぼ赤字になってしまうと思います。

もし赤字になってしまうと、その月の生活費は食料品や日用品など全てのものを購入することが出来なくなってしまい、貯金を切り崩してしまう羽目になります。

貯金を切り崩すというのは健全な家計管理において望ましい行為では無いため、こういった赤字家計にならないための対策として、1年の始めに『特別費』の予算立てをします。

特別費が発生する月に合わせ毎月一定額を積立しても良いですし、特別費専用の口座を作って、定期的に一定額を入金しておいても良いです。

我が家の場合は住信SBIネット銀行にある目的別口座を作成し数年に1回買い換える自動車購入費用を貯めておいたり、白物家電も耐用年数から逆算し少しずつ特別費専用口座に貯めています。

大事なのは「お金の流れを把握する」ことですから、たとえ高額な特別費であっても、予測の範囲内の金額であれば問題はありません。

我が家のパーセンテージ家計簿を見て頂けるとお分かり頂けるように、我が家は、特別費など一時的に貯めておく『流動的貯金』口座と絶対に触らない『貯金』口座の2つを用意し、貯金と特別費貯金をごちゃ混ぜにしないようにしています。

こうすることで、日々の生活から特別費を捻出し赤字になることもありませんし、いつ何に大きな出費があったか把握するのは口座を見れば一目瞭然です。

まとめ

家計簿をつけられない理由は人それぞれかもしれません。

ただ、上手く続けられなくても結果的に家計管理が適切に行えていればなんの問題もありません。

今回は『手書き家計簿』『家計簿アプリ』『自作エクセル家計簿』の3種類を例えに出し、私が実際に経験した経緯をもとに、どうすれば家計簿を続けることが出来るかを考えてみましたが、少しはご参考にして頂けたでしょうか。

それぞれ自分に合った家計管理の方法を見つけ、そのツールとして家計簿を活用するというスタイルを大事に今年一年も頑張っていきましょう。