自動車保険はコンビニで契約する時代に。1日保険はコンビニ業界の新風!?セブン・ローソン・ファミマ3社の取り扱い現状はどうなのか調べてみた。
一昔前までの保険と言えば対面型保険が殆どでしたが、時代とともにその形態も様変わりし、ダイレクト型自動車保険のように、ネットで全て契約できる自動車保険や、1日単位で契約することが出来る自動車保険など手軽で簡単に保険に加入する時代となりました。
その中で、以前より「コンビニでの保険取り扱い」が気になっていました。
昨年、大手コンビニエンスストアのセブンイレブンがワンコインで24時間単位で加入できる自動車保険「1DAY保険」を開始するなど、コンビニ業界でもコーヒーに次ぐ、新たな戦略が始まるのかもしれません。
そこで、2016年4月時点での大手3社コンビニで契約できる保険商品を調べてまとめてみることにしました。
目次
セブンイレブン
先ずは上述したセブンイレブンで取り扱っている保険についてです。
店頭のマルチコピー機を使用して以下3つの保険手続きが可能です。
1DAY保険
大手保険会社三井住友海上の保険商品になります。
例えば友人の車を借りてドライブなど、1日だけ運転する人や自動車保険に加入していない人向けの保険ですね。
最低金額はワンコイン500円からで、誤って自動車に傷をつけてしまった場合の自動車修理に係る保障や、車内の荷物への保障など、保証内容に応じて最大1日1,800円の保険料となります。
日数は最大7日間まで設定できるので、長期間でのグループ旅行の際にも使用可能ですね。
また、申込は使用する50日前から可能で、事前ネット申し込みをしておけば、店頭での手続きが省略できるので、予め使用する日にちは決まっている場合は申込みしておく方が便利です。
バイク保険
バイクの自賠責保険の手続きができます。
24時間その場で保険標章ステッカーをもらえるので、うっかり保険が切れそうな時でも即対応が可能です。
自転車保険
ここ数年話題になっている自転車保険がセブンイレブンでも取り扱っています。
内容としては、相手へケガ等を負わせてしまった際の「賠償事故保障」と自身のケガなどを保障する「自損保障」の両方を保障してくれます。
保険料はカバーする範囲によって異なりますが、自分や子ども一人なら年額3,990円となり、夫婦、家族全員など補償範囲によって最大7,210円の保険料となっています。
今後、我が子が自転車に乗るようになった際は、検討の価値ある保険ですね。
ローソン
現時点(2016年4月8日)では、直接店頭で申し込みできる保険はバイク自賠責保険のみとなります。
保険の斡旋としては豊富に取り揃えているので、興味のあるものを選ぶという点ではありがたいですが、実際に利用するかと言うと、個人的には無いかなという印象です。
その中で、セブンイレブンと同じように1日から加入できる自動車保険「ちょいのり保険」という東京海上日動火災保険株式会社の商品も斡旋していました。
短期自動車保険「ちょいのり保険」とは?
こちらの商品特徴は携帯大手3キャリアの決済サービスを利用しており、毎月の携帯料金に合わせて決済される仕組みとなっています。
しかし、この3キャリアの決済がない利用者は加入することが出来ませんので、私のように格安SIM会社と契約しているユーザーには不便なシステムですね。
保険料はセブン-イレブンの自動車保険と同様に500円から気軽に加入できるようになっています。
ただ、こちらの保険は1日500円となっているので、例えば1月1日13時から2日の12時まで自動車を運転する場合は、2日分の保険料が掛かってしまいます。
セブンイレブンの自動車保険であれば24時間500円と、時間で区切られているので、このように日付をまたいでも24時間以内であれば500円の保険料しか掛からないので、使い勝手はセブンイレブンに軍配が上がります。
ローソンは保険サービス参入はまだまだこれからといったところになるでしょうか。
ファミリーマート
ファミリーマートはFamiポート端末を使用して、ローソンと同じくバイク自賠責保険の契約が可能となっています。
それ以外は、ローソンのように保険会社の斡旋もなくホームページ上でも探すのが難しいくらい薄い印象でした。
まとめ
こうしてみると、コンビニが保険サービス参入しているようで意外と行っていないということが改めて分かりました。
一昔前はコンビニATMですらも珍しいもので、セブン銀行は当時革新的だったのを覚えています。
今後は、コンビニATM、コンビニコーヒーに次いで、コンビニ保険なんてものが普及するのかもしれませんね。
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