ガラケー2台持ちユーザー限定!夫婦スマホ2台持ちならIIJmioのsim2枚持ちが格安で運用可能。
皆さんは格安スマホと格安sim使っていますか?
ここ最近は雑誌で特集が組まれるなど、格安スマホや格安simの認知度が拡がりつつある反面、実際に使用しているユーザー数はまだまだそれほど多くないという統計も出ています。
なんとなく手続きが面倒だ、仕組みがよく分からないといった意見がキャリア変更に踏み切れない主な理由を占めていますが、このブログでも何度も記事している通り、固定費の削減で一番効果的なのは、スマホ料金などの通信費を抑えることだと思います。
我が家は3年前から格安simに切り替えていますが、毎月のスマホ通信費は、キャリアユーザーの頃と比較して1万円弱削減することが出来ています。
おかげで、我が家の通信費は固定回線含め毎月7,000円程度とスマホ料金は夫婦で3,000円程度となっています。
参照 9月家計簿も金額入りで公開。30代共働き家庭のリアルな現状をお届けしています。
3年で約36万円以上も節約できているというのは大きい節約だと思いませんか!?
と声を大にして訴えているところではありますが、以前キャリア変更に渋っていた理由が一つだけありました。
それは、義母と妻のファミリー通話無料というやつでした。
妻は離れている義母と電話をすることが多かったので、その通話料を気にして、できれば無料通話のままにしておきたいという希望があったのです。
現在は義母との通話の機会が減ったので格安simで問題はないのですが、同じように夫婦や家族との通話無料がネックになってキャリアから離れられないユーザーも一定数いるのではないでしょうか?
LINE無料通話に代表されるネット回線を利用した無料電話は数多くありますが、義母のように高齢者になってくると、ガラケーからスマホに変わっただけでも大混乱です。
その中で、外出時はLINE電話、wifi接続時はLINE無料電話と説明しても何のことか分からずパニックは必至です。
その為、分かりやすいガラケーを使っての家族間無料通話が一番適しているとは思う反面、話題のスマホを使ってみたいという興味があるという気持ちもあります。
また、スマホであれば、孫の動画や高画質での写真を観ることが出来るというのも、年配者ガラケーユーザーの興味を惹く要因の一つになっています。
実は私の親族にも同じような悩みを抱えていた方がいて、格安スマホデビューはしたいけど通話料無料がなくなるのは困るという相談を受けたことをきっかけに、ガラケーユーザーと変わらない通信費で格安スマホを使える方法を体験したのでまとめてみることにしました。
目次
ガラケー使用時の通信料
現在使用していたキャリアはソフトバンクのらくらくフォンで月々の利用料は通話料含め月々2,300円程度です。
うち、無料通話となっているのは月300円程度とそれほど長時間通話はしていない様子。
パケットもメールのみでほとんど使用している形跡はありません。
らくらくフォン自体は4年以上使用しているので本体残債は既に払い終えています。
夫婦二人で月5,000円平均と、ガラケーだけあってそれほど高額な通信料ではありませんでした。
格安simと格安スマホ使用時の通信費
では次に、格安simと格安スマホに乗り換えた場合の通信費はどうなるでしょう。
格安スマホの選定
先ず格安スマホを用意します。
求める条件として
2.操作画面がらくらくフォンなみに分かりやすい
3.ロック解除など余計な入力を省きたい
の3点です。
そこで候補に上げたのが、我が家も夫婦で愛用しているスマホ市場世界第三位のメーカー、ファーウェイ社のP9liteでした。
この機種を選定した理由として、カメラ機能スペックが問題ないのはもちろんですが、ファーウェイにはファーウェイUIという、ホーム画面に「かんたん」というシンプル画面が標準で用意されています。
この画面であれば「電話」「メール」「電卓」など必要最低限のものをぱっと見で分かりやすく使用することが可能だと思いました。
また、最近主流になりつつある指紋認証であれば、タッチするだけでロック解除が出来るので、いちいちpinやパスワードを打つ手間のもたつきが解消できます。
これらの理由から、普段使いには十分なスペックであるP9liteを夫婦2台分購入することにしました。
格安sim会社をどうするか
次に格安sim会社をどこにするか考えます。
現在はかなり多くの格安sim会社がありますが、大きく大別しドコモ系かau系かの2種類の電波帯に分かれます。
使い勝手と料金を考えると必然的にドコモ系を選びますが、ドコモ系は格安sim会社数も無数にあります。
現在私が使用している会社イオンモバイルはその中でも最安値の部類に入るのですが、今回のケースのように
2.家族間通話を無料か、それに近い金額にしたい
3.分かりやすい料金体系にしたい
この3つの条件を考えた時、一つの選択肢が浮かびました。
それは、電話回線ごとにsim契約をするのではなく、1枚のsimカードを主回線にシェアプランでsimカードを1枚追加する方法です。
幾つかの格安sim会社ではファミリーシェアプランなどという名称で、最大3枚まで等複数のsimカードを持つことが出来るプランがあります。
しかし、何社か調べてみると、ファミリーシェアプランは標準で3枚のsimカードと契約するプランが殆どで、3枚分のsimカード料金に対してシェアプランが割安になるという金額設定となっています。
その為、今回のように2枚のみ使用の場合だとファミリーシェアプランよりも普通に2枚別々に契約したほうがお得な場合が多い会社が多かったです。
その中でも、現在私が契約しているイオンモバイルと以前契約したIIJmioはsimカード2枚での契約も可能となっていました。
先ず、イオンモバイルの場合だと、シェアプラン自体の料金は2,480円、プラスSIMカード追加で700円と、月々の利用料金は3,180円となります。
比較するとIIJmioの方が料金が割安であるということが分かりますが、更に先述の条件2家族間通話無料を考えた時、IIJmioは『みおふぉんダイヤル』という独自の通話アプリとファミリー通話割引が用意されているため、家族間通話が最大60%オフになるプランがあります。
これにより、毎月30分程度通話しても480円ほどの通話料で済みます。
まとめると
と月々のランニングコストは2,000円を切る金額になります。
IIJmioと2枚simカード契約をする方法
さて、IIJmioが割安ということはシミュレーションから分かったので、実際に契約に移ります。
今回は2回線ともにMNPでの契約となりますが、ここで一点注意しなくてはならないのは、IIJmioのsimカード追加は、一度主回線を契約し開通後に追加のsimカードを申し込むことが出来ます。
その為、先ずは主回線となる電話番号をMNPにて回線契約します。
開通後に、改めて
今回、ソフトバンクのMNP発行から2回線目の開通まで約10日間が掛かりました。
MNP番号の有効期限は14日間ですから、2回線同時にMNPを申し込んでも十分に余裕がありました。
比較してみると
今まで利用していたソフトバンクの料金の月額平均は2,500円程度でした。(端末代除く)
これがIIJmioだと1,830円なので月々の金額が約700円割安となる結果となりました。
2台で年間16,800円の割安となりますのでガラケーと比べても通信費の削減となる結果となりました。
まとめ
今回、初老の夫婦に格安simを契約するという中々興味深い事例でしたが、料金的な部分はもちろんのこと、スマホの使用についてもP9liteのインターフェイスでなんとか不便なく利用ができそうです。
格安simに興味はあるけど、ファミリー割引や無料通話が気になってキャリア変更が出来ないご夫婦などは、今回私が経験した事例を参考に、IIJmioの2枚simカード持ちを検討してみてはいかがでしょう。