旅行好きブロガーが3歳の子どもと海外旅行ビギナーを連れて行く韓国ソウル旅行記
2014年から子連れ旅行がスタートし、最初は台湾、翌年2015年はタイ・バンコクとマレーシア・クアラルンプール、昨年2016年は韓国・ソウルと台湾・台北へと子どもが3歳になるまでに計5回海外旅行を経験しました。
この5回殆どが格安旅行で、LCCを利用したりHISの格安フェアだったりしています。
そんな旅行好きな我が家ですが、昨年より新たな試みとして、会社の海外旅行未経験の後輩たちに海外旅行体験を勧めています。
それは自分自身の思いとして、もっと早く海外旅行を経験しておけば良かったなー、という後悔があったので、20代のうちから後輩たちに経験させてあげたいというお節介から、会社で『海外旅行は怖くないよ』というよく分からない伝道師をしながら、個人ツアーとしてパスポートの申請から始め、現地で一緒に行動したり、希望するツアーを企画したりと勤しんでいます。
昨年は初海外旅行者を7人引き連れ総勢10人で台湾旅行を企画し弾丸ツアーを楽しんできました。
そんなメンバーを引き連れ、今度は韓国ソウルへ格安航空会社LCCのチェジュ航空にて格安旅行に行ってきたので旅行記としてまとめてみます。
目次
はじめに
今回企画したのは韓国ソウルに食べ歩きとエステを中心に土曜日出発の祝日月曜日帰国の2泊3日ツアーです。
参加するメンバーは全て同じ会社の職員であるため、会社に迷惑がかからない土日祝日を選択しています。
また、少しでも格安で旅行するために新千歳空港発着のLCCである韓国のチェジュ航空を選択しました。
ただ格安旅行でありながらホテルは「トイレに紙を流せるホテルを」という希望に沿って四つ星のホテルをチョイスしています。
チェジュ航空の予約はとても簡単
今回利用したチェジュ航空ですが、今まで自分が予約した日本以外のLCC航空会社で一番ホームページがしっかりとしている印象を受けました。
例えば、エアアジアは日本でも代表的な海外LCC航空会社ですが、ホームページでエラーがよく出ます。
また、チェジュ航空と同じ新千歳空港発着韓国行きのLCCであるt-way航空は文字化けしたりとホームページの予約自体がしにくい印象があります。
他にも、ヨーロッパ系のLCC航空会社も予約当時なかなかの苦労をした経験があります。
そういった『LCC=ホームページが弱い』という印象はチェジュ航空には全く無く、ストレスフリーで予約することが出来ました。
ちなみに今回の航空券は取った時期が遅れてしまったため一人40,570円でした。
先日のようなセール時に取れば13,500円とかでゲットすることも可能です。
1月に韓国行くけどこの値段ならまた行きたくなってしまうわぁ。 pic.twitter.com/3IfkJrB3Gv
— ボバ (@bobatta3) 2016年12月6日
トイレに紙を流せない!?ソウルのホテル事情
日本では当たり前に水洗トイレで紙も流すことが出来ますが、一部の台湾や韓国、アジア圏のトイレではトイレに紙を流すと排水管が詰まってしまうため、便器の横に備え付けてあるゴミ箱にトイレットペーパーを捨てなくてはいけません。
日本の当たり前に慣れてしまっている参加メンバーに加え潔癖気味の私には、その行為が耐えられなく満場一致で「紙の流せるホテル」に決定しました。
加えて、前回の格安海外旅行の際、ソウル中心地明洞から離れた地下鉄駅周辺ホテルで移動に時間を要した経験から、今回の弾丸旅行で時間を節約するために明洞エリアにホテルを絞り込みました。
その結果、幾つかの候補の中で割安だった
一部屋24,049円と1泊あたり12,000円であれば週末の四つ星ホテルとしては割安に予約が出来たと思います。
予約したのはいつも愛用している
このサイトは「予約キャンセル不可」という条件の代わりに、他のホテル予約ではない割安なプランを提供してくれる事が多いのが特徴です。
実際、今回の予約でもキャンセルありプランだと1泊4,000円くらい割高になっていたので、確実に旅行にいくことが決まっている場合にはオススメですね。
また、このサイトは会員登録すれば1泊につき1ポイントが貯まり、10ポイントで1泊宿泊無料券(※諸条件あり)がもらえます。
私もこの宿泊無料券を利用して日本国内の四つ星ホテルに無料で宿泊をしました。
3歳児を連れた飛行機内オススメのアイテム
以前子連れ機内のオススメアイテムを記事にしましたが、我が子もその頃より成長し3歳になりました。
3歳にもなると少しずつ周囲の状況を理解し始め、言われなくてもシートベルトを締めたり、機内で縦横無尽に動き回ったりすることもなくなりました。
その代わりに「お店やさんごっこ」のようにごっこ遊びを始めたり、歌を歌いだしたりと遊び方も高度になってきて中々夫婦ともに消耗します。
そこで今回持参したアイテムで大活躍したのがFireタブレットでした。
このFireタブレットにあらかじめ、AmazonビデオとNetflixの子供向け番組をダウンロードしておいたので、機内ではずっとそのビデオに集中していました。
一昔前まではオンライン環境でないとタブレットで動画視聴が出来なかったのに便利な時代になったものです。
とにかく、今回はこのFireタブレットが何度も活躍し、皆で飲食中や寝る前のひとときなどあらゆる場面で活躍してくれました。
ただ一点注意しなくてはならない点があります。
私は今回動画を事前に4本ダウンロードしておき、動画が足りなくなったら韓国国内でダウンロードすればいいか、という気持ちでいたのですが、いざダウンロードしようとするとAmazonビデオの方は『地理的制限のため』という表示で視聴することが出来ませんでした。
また、同じ動画サービスのNetflixは視聴自体は可能だったのですが、アニメの音声が韓国語に自動でなっていました。
子どもが音声まで気にしていなかったので大きな問題はありませんでしたが、もう少し大きいお子様の場合はそのあたりも考慮して事前ダウンロードをオススメします。
チェジュ航空の機内は
チェジュ航空の機内自体は特筆すべきことがないくらい、一般的なLCCと同じ広さで、新千歳からソウルインチョン空港の3時間程度であれば苦にならない空間でした。
サービスについてですが、無料の機内サービスは水のみでそれ以外は全て有料です。当然子供向けのサービスもありません。
事前座席予約は全て有料ですが、日本発着の場合足元の広いシートは1,500円で予約可能ですので、エアアジア等と比較ても安価です。
受託荷物は『特別運賃』という最安のプランで予約した場合は別料金ですが『割引運賃』以上で購入した場合は1個まで無料で預けることが可能です。
ベビーカーはもちろん無料で預けることが出来ます。
更に飛行機を降りた時タラップで既に用意してくれているので、子どもの抱っこがキツイ親御さんには優しいサービスです。
ネット環境は割安でwifiルーターをレンタル
海外ではいつも現地プリペイドsimを購入するのですが、韓国のプリペイドsimは若干割高で前回も購入を控えていました。
ただ今回は、海外初心者を連れてのツアーですので、急きょ調べ物が必要になったときのために確実なネット環境を用意しておきたいと考えていました。
そこで、空港でレンタルできるwifiルーターに目をつけたのですが、国内でレンタルするwifiルーターは1日700円なのに対し、韓国国内の携帯電話会社の1日500円でレンタル可能なSKtelephoneという会社を見つけました。
しかも予約はネット上で全て日本語でOKなので、悩むことなくこちらのルーターをレンタルすることに。
インチョン空港に到着して直ぐのところにwifiルーターレンタルの受付カウンターがありました。
事前に予約したメールを見せてパスポートとデポジット用のクレジットカードを提出するだけで簡単にルーターをレンタルすることが出来ました。
空港からホテルの移動はタクシーがオススメ
前回の格安旅行ではホテルまでの移動に2時間以上バスに揺らされ大変だった思いがありました。
ただ今回の旅行は、時間とお金の節約を考えプランを立てていましたが、人数が7人ということもあり一人頭で割ると鉄道やバスとほぼ値段が変わらないインターナショナルタクシー を利用することにしました。
韓国のインターナショナルタクシーはその名の通り、外国人観光客に対応した多言語の話せるタクシーです。
日本語対応というのも心強いのですが、それよりも7人乗りのジャンボタクシーが日本語でネット予約しておくことが出来るというのが一番の強みですね。
事前にHPから到着時刻や人数などを伝えておき、現地空港に到着したら予約カウンターに行くだけで直ぐにタクシーに乗り込むことが出来ます。
おかげで、鉄道やバスなど待ち時間を要せずに時間短縮でホテルまで移動することが出来ました。
ちなみにかかった費用は1台95,000ウォン(約9,500円)と子どもを抜かし一人あたり1,580円程度ですみました。
3歳児におけるソウルでの食事事情
さて、ホテルに到着してからはすぐに晩御飯です。
今回は明洞エリアにホテルを取ったので近くにお店がたくさんあるはず!?と思いきや、明洞エリアといっても若干明洞中心からは離れていて東大門と明洞との中間くらいに位置するホテルで、周囲は閉まっているお店が多かったです。
その中でも焼肉で有名な!?チュンムロデジカルビ(忠武路猪排)という焼肉屋に徒歩で移動します。
お店の中に入ると何組かは日本人観光客のようで、店員さんも日本人対応は慣れたものです。
お腹も空いていたので適当に色々注文すると、韓国ならではの先出しの量の多さにあっという間にテーブルいっぱいに料理が並びます。
中には辛い料理もありましたが、焼肉を始め殆どの料理は辛味が殆どなく3歳児の我が子に問題なく与えれられる味付けでした。
その翌日は、これもまた日本人に有名なソルロンタンのお店に行きましたが、子どもも美味しく食べられるメニューで、お子様用スープをぺろりと平らげていました。
前回の韓国旅行は辛い食べ物も多少あった為、スープで辛味を落とすという荒業に出ましたが、今回は食べるものさえ選べば、子どもにも問題なく提供できるものばかりでした。
まとめ
今回海外旅行初心者4名を連れ合計7人での個人ツアー旅行でしたが、韓国は台湾よりも味付けが日本人好みで美味しかったと参加した皆が口を揃えて言っていました。
また、子連れ旅行としても、日本と変わりない道路事情なのでベビーカーでの移動も苦労しませんし、何よりタクシーが日本と比べてやすいため、ちょっとした移動にも気軽にタクシー移動が出来るため、子どもを連れて移動するのも体力を消耗しないで済みます。
韓国ソウルは、海外旅行ビギナーや子連れ旅行の方などその両方にオススメ出来るお手軽海外旅行だと思います。
最後に、今回2泊3日の弾丸旅行にかかった我が家3人の費用は
航空券代:112,000円
ホテル代:24,049円
現地滞在費:60,000円
と子どもが3歳になったので航空券代の値上がりが響いて196,049円と何とか20万円を切る結果となりました。
次はゴールデンウィークにベトナムあたりを狙っているのですが、航空券代が恐ろしく高いので未だ検討中です。